『C -シーキューブ-』(シーキューブ、Cube×Cursed×Curious)は、水瀬葉月による日本のライトノベル。イラストはさそりがためが手掛けている。電撃文庫より全17巻が刊行されている。タイトルは、「Cube」(英:立方体)・「Cursed」(英:呪われた)・「Curious」(英:好奇心旺盛な)に由来する。2011年10月から12月までテレビアニメが放送された。ある日、高校生の夜知春亮のもとに、旅先の父親から謎の黒い立方体が届く。それはヒトになるまで《負の思念》を取り込んだ、呪われた道具・禍具(ワース)だった。黒い立方体はフィアという少女に姿を変え、夜知家に居候しながら、同じく夜知家の世話になっている村正このはや春亮に教わり、呪いを解くために善行を重ねることとなる。そして彼らは、呪われた道具が関係する事件に次々と巻き込まれていく。この物語は呪われた道具・禍具(ワース)を中心にストーリーが展開される。人の《負の思念》を浴び続けた道具は、やがて負の方向に変質して呪われる。呪われた道具は所有者や周囲の人間に悪影響を及ぼす代わり、不思議な力を発揮するようになる。さらに、非常に強烈に呪いを受け続けた道具は人間としての魂や意思を得て、自由に道具の姿と人間の姿をとれるようになる。人化した道具は「道具としての性質」と「人間としての性質」を併せ持ち、道具の姿で傷ついてもわずかな傷なら自然治癒し、人間の姿の時も道具として誰かに使われたいという欲求を感じる。人化した道具は呪いが解けても、人としての性質や道具だったころの名残の能力は無くならない。呪いの道具を巡って、さまざまなスタンスの組織が暗躍している。呪われた道具。長い間呪いが蓄積されたものには、人化できるようになるものがある。人化できる禍具については、登場人物の項を参照。フィアは人の姿の時にも、立方体の形の物(ルービックキューブなど)を媒介として、全部で32個の機構を顕現させることができる(ただし初登場の時点で、いくつかの機構は免罪符機構によって使えなくなっていたようだ)。使用の際は使う形態の名前をいうと、自分の似姿(エミュレーション)としての立方体が変形する。フィアは機構から延びる小さな立方体の角同士を接合してひも状にしたもの(作中では「立方鎖」と表現されている)で機構を操っている。それぞれの形態には名前があり、「二十六番機構・貫式閉鎖態《鋼鉄の処女 ("Iron Maiden")》」のように、初めにその機構の番号、次に〜式〜態で概要、最後に二重山かっこで名称が表される。作中に登場したフィアの機構を機構番号順にここにまとめる。VII および XIII は短編集。VIIXIII『月刊コミック電撃大王』(アスキー・メディアワークス)2011年4月号から2013年3月号まで連載された。作画は秋奈つかこ。最終3巻には原作者水瀬葉月の書き下ろしを元にした最終回・短編が収録されている。『電撃モバイル』(アスキー・メディアワークス)でパズルアプリがダウンロード利用可能だった。2011年10月より、AT-Xや独立UHF局にて放送。第六章で理事長がフィアたちを呼んだ理由の1つであった「フィアのカルテのための写真撮影」がカットされ、サヴェレンティを預けようとしただけに変更されている。また、第七章においてこのはが襲われた日と最終決着がつく日の間に休日が入っており、春亮とフィアの買い物がその日に行われた形に変更されている(そのため原作での2人の格好が制服なのに対しアニメ版では私服になっている)。前述のフィアのカルテ制作の写真撮影の描写がカットされたため、住所を調べるために保健室のカルテを見たらと提案する役がフィアからこのはに変更されている。白穂の家に向かう途中にこれまでの疑問の真相に気づく人物が錐霞から春亮に変更されており、第八章においてもサヴェレンティが生み出した木の人形が原作では2体だったのに対しアニメでは数十体と増加している。※第十三章はAT-Xの再放送でのみ放送された。2011年12月21日より発売。BD限定版、BD通常版、DVD通常版の3種リリースであり、BD限定版特典として、水瀬葉月書き下ろし小説、水瀬葉月書き下ろし脚本ドラマCDが封入されている。
出典:wikipedia
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