『ゴダールのマリア』は、アンヌ=マリー・ミエヴィル監督の短篇映画『マリアの本』(マリアのほん、仏語 Le livre de Marie、28分)とジャン=リュック・ゴダール監督の長篇劇映画『こんにちは、マリア』(Je vous salue, Marie、80分)の二部構成で興行された作品に、日本で付されたタイトルである。『マリアの本』は、フランス・スイス合作映画、『こんにちは、マリア』は、フランス・イギリス・スイス合作映画で、いずれも1984年(昭和59年)に製作された。1973年(昭和48年)にフランス・グルノーブルにゴダールとともに移住し、「ソニマージュ」を設立以来、『うまくいってる?』(1975年 - 1978年)、『6x2』(1976年)、『ヒア & ゼア こことよそ』(1976年)、『二人の子どもフランス漫遊記』(1977年 - 1978年)と共同監督を重ねてきたアンヌ=マリー・ミエヴィルが、1983年に短篇映画『ハウ・キャン・アイ・ラヴ』を単独で監督している。ミエヴィルにとって、本作は、単独監督作としては2作目の映画となる。前年の1986年に『映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』を製作し、本作のためのスイス国内の出資者へのプレゼンを行っていたゴダールが、無事資金を得て監督した作品である。
出典:wikipedia
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