『陸上防衛隊まおちゃん』(りくじょうぼうえいたいまおちゃん)は、赤松健原作のアニメ作品。通称は「陸まお」。まおちゃんこと鬼瓦まお(8歳)たちが、小中高一貫教育の女子校の「聖14学園」で学校生活を送りながら「かわいいエイリアン」と闘う物語。まおちゃんのおじいちゃん(鬼瓦陸士郎)は陸の防衛隊幕僚長である。日本はかわいい宇宙人の侵略に悩まされていたが、まともに闘うのは残酷だから(=世論の支持を失う)とまおちゃんにエイリアンから接収した物質から作った変身用のバッジを与え、防衛を担当させた。当初は陸しかなかったが、かわいい宇宙人が海に落ちるなど陸だけでは対処できず、空の防衛隊・築島みそら、海の防衛隊・丸山シルヴィアと共に総合防衛隊を結成し、3人で防衛結界を作って宇宙人と闘うことになる。空の防衛幕僚長・海の防衛幕僚長の陸の防衛幕僚長への対抗心もあり誕生することとなった。なお、防衛隊の基地があるのは江の島という設定である。赤松健は「私は思想家ではありません。ネタです」と連載当時の日記で語っている。富野由悠季によると本作は『超時空要塞マクロス』と同じく「美女とメカの組み合わせ論」であるとしている(戦車と小学二年生の組み合わせ)。富野曰く、「とんでもないアニメ」(「GREAT MECHANICS 6」より)。3人の防衛隊の護衛のために作られたメカ。大型プラモデルのような物で、武装はしていない。また、話すこともできない。CGで描かれている。飛来したカプセルの中に入ってやってくる存在で、主に日本各所の有名な建築物や名物を奪っていく。いわゆる敵。背中にチャックが付いていて、人々には危害を加えない。0系新幹線、金閣寺、日本武道館、日光東照宮の神厩舎、東京ドーム、東京ビッグサイト、瀬戸大橋、鹿おどしが盗まれている。下記の通り、本放送はテレビ東京のみの関東ローカル深夜アニメであったが、後の再放送およびアンコール放送により、UHFアニメにも分類される。漫画はRANの作画で『マガジンSPECIAL』に掲載され、講談社コミックスより発行された(全4巻)。漫画オリジナルの要素として、陸士郎達に恨みを持つ新たな首相・盛舷徳や、その直轄であるライバルキャラ「AASS」(エース)など登場する。少年誌ではあるが、まお達のパンチラシーンもある。第1巻には漫画版初回設定、4コマ、「10年後のまおちゃん(再掲載)」。第4巻には週刊少年マガジンに掲載された特別編「日本の夏です!防衛の夏です!」、特別読み切り「ほたる」が入っている。※「10年後のまおちゃん」は公式ガイドにて掲載されたもの。2003年1月23日にマーベラスエンターテイメントよりPlayStation用ゲームソフトが発売されている。発売前の仮名は「陸上防衛隊まおちゃん 日本は自分が守ります!」。デラックスパック特典はオリジナルドラマCD、ピンクのオーバージャケット、みーくんのペーパークラフト。一日の流れは次の通り。起床→午前の授業2回→午後の授業→放課後→就寝午後の授業が始まる前に給食によるイベントが発生することがある。金曜日の放課後はエイリアンが出没し、戦闘パートに移ることとなる(後述)。午前と午後に国語、算数、図工、体育、音楽、道徳、生活のいずれかの科目を選び、まおのステータスを上げていく。ただし選択肢はランダムとなっている。放課後にはみそらの家やシルヴィアの家(後半で選択可能)へ行くこともでき、好感度を上げることができる。それ以外にも防衛による訓練を受けたり、町へ行くこともできる。毎週金曜日にエイリアンが出没する。エイリアンの体力を0にするか、スタミナを0にすることがクリア条件である。逆にまおの体力が0になったり防衛に失敗するとエイリアンは自動的に日本の観光名所を奪うことになる。途中で仲間に加わるみそらとシルヴィアは自動操作となっている。防衛するための方法はカードを使うことである。育成パート内で現れる『フキダシスマッシュ』(通称FSM)というシステムがあり、タイミングよくボタンを押すことで入手できる。カードを使用するためには予算が必要となり、不足していると使えない。予算を上げる方法は戦闘パートで内閣支持率というステータスがあり、これを上げていくことで予算を増やすことができる。まおの性格によって使用可能なカードが限られているので注意。カードの種類は攻撃、呼ぶ、帰る、遅くの4種類。性格は5つあり、最初は甘えんぼの状態でスタートする。まおの性格や防衛に成功した数によって変化する。その種類は10以上にのぼる。その他、幕僚長から勲章がもらえることもある。
出典:wikipedia
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