堀之内町(ほりのうちちょう)は、静岡県小笠郡に1928年から1955年まであった町である。1889年の町村制施行時に、江戸時代からの西方村と堀之内村が合併して西方村(にしかたむら)が成立。面積・人口ともに多かった西方が新しい村名に採用された。しかし、村制施行の半月後に、堀之内地区北端に東海道本線の堀之内駅(現・菊川駅)が開設されると、堀之内地区に人家が集まり、さらに1899年軽便鉄道の堀之内軌道が堀之内・南山間に開通すると、堀之内駅は平田・池新田、御前崎方面への乗換駅となり、人通りも増加し、駅南側は市街地が形成され、小笠郡東部の経済や文化の中心になった。1928年、町制施行に際し、中心街になった「堀之内」に改称されて、堀之内町となったが、1955年に周辺6村と合併したときには、町内を流れる菊川にちなんで、菊川町となり、2005年、小笠町を合併して菊川市になった。1980年代まで、堀之内の中央商店街は、かなりの活況を呈していたが、道が狭く駐車場もほとんどなく、モータリゼーションには対応できず、現在では郊外にできた大型スーパーなどに客を取られてしまっている。警察署や病院なども郊外に移転したが、市役所は現在でも堀之内にある。
出典:wikipedia
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