ネオスポラ症(ねおすぽらしょう、英:neosporosis)とは"Neospora caninum"寄生を原因とする寄生虫病。日本では家畜伝染病予防法における届出伝染病であり、対象動物はウシ、スイギュウ。"Neospora caninum"はイヌを終宿主とする原虫であり、生活環はトキソプラズマと類似する。上皮細胞、脳脊髄液中の単核細胞、神経細胞の細胞内に寄生する。ウシでの主要症状は流産、死産であり、流産胎子には非化膿性脳炎、肉眼的には孔脳症が認められる。イヌでは多発性筋炎、上行性麻痺を引き起こす。臨床症状だけでは確定診断は不可能であり、脳脊髄液あるいは血清を材料とした間接蛍光抗体法が使用される。治療にはサルファ剤、エリスロマイシン、ドキシサイクリン、クリンダマイシンが有効であるが、筋肉の硬直、上行性麻痺を示すイヌでは予後が悪い。効果的な予防は確立されていない。
出典:wikipedia
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