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シティーハンター (アニメ)

『シティーハンター』は、北条司によるハードボイルド漫画作品『シティーハンター』 (CITY HUNTER) のアニメ化作品群。本稿で記述する作品は以下の通り。なお状況に応じ、括弧内の略号を用いる。1987年に『シティーハンター』としてテレビアニメ化されたのを皮切りに、テレビシリーズとしては4度のアニメ化と3度のスペシャルが放送されたほか、劇場用アニメ映画として3本が発表され、いずれの作品も制作にはよみうりテレビとサンライズが関わっている。ミリタリズムやリアリティの描写は原作の時点ですでに荒唐無稽な部分が存在した(普通の回転式拳銃にサプレッサーを装着することで発砲の際に消音されることが描かれているが、実際には発射時にシリンダーからガスが漏れる構造なので、サプレッサーを装着しても無意味である、など)が、アニメ版ではそれに加えて荒唐無稽なメカ描写や考証が散見されており(拳銃の威力に対するその破壊力や反動、自動車や建物の強度、など)、見栄えとしてのアクションが重要視されている。『1』第27話からメカデザインとして途中参加した明貴美加はそれまでガンダムしか描いたことがなく、「修行のためとはいえ自身が選ばれたことへの戸惑いがあった」と語っている。シリーズ途中には、の愛車であるミニクーパーやフィアット・パンダなどの車関係をアニメ向けに簡略化したデザインが、演出の港野洋介(青木悠三)によって新たに描き起こされたこともある。なお、明貴は「劇中に出てくる小物類だから」という理由で、ブラジャーのデザインも担当した。ガンダムなどのオリジナル物のロボット・SF系を主軸に置いていたサンライズとしても初めての漫画原作物であり、同年には本作と同じく漫画を原作とする『ミスター味っ子』もテレビアニメ化している。また、社名の変更時期に製作されたため、『1』第14話までは旧社名の「日本サンライズ」と表記されていた。第15話からは社名変更と同時に、オープニング開始直後ののアップが修正されている。メインスタッフは、東京ムービー新社の『ルパン三世』(第2シリーズ)班(監督のこだま兼嗣、演出の港野洋介、キャラクターデザインの神村幸子、作画監督の北原健雄など)が務めた。『アリオン』『機動戦士ガンダムΖΖ』での実績を買われ、キャラクターデザインとして内定していた神村が夫であるこだまをサンライズ側に紹介したことで、彼が本作品の監督を務めることとなった。なお、第3話「愛よ消えないで! 明日へのテンカウント」は、こだまが現場に入る前にパイロット版として製作されており、高橋良輔が監修を行っている。東京ムービー新社時代のこだまの師匠格にあたる北原は、この頃すでにアニメーターとして20年以上のキャリアがあるにも関わらず、この作品がサンライズ作品初参加であった。これまでに『元祖天才バカボン』『ルパン三世』(第2シリーズ)といった、総話数100話以上の作品の作画監督を手掛けてきた北原は、本作品では総作画監督としてその経験と実力を存分に発揮し、作画面で大いに貢献した。なお、この実績が評価されたことにより、『機動戦士ガンダムF91』での作画監督を当時のサンライズ社長であった山浦栄二から直々に依頼された。同じくこだまの師匠格である港野は、『無敵超人ザンボット3』第1話Bパートの原画以来、数年ぶりのサンライズ作品への参加となった。本作品ではこだま監督の助監督的な位置付けと言えるポジションで活躍。槇村香、野上冴子、美樹といった重要なキャラクターが初登場するエピソードの絵コンテ、演出、構成を担当したり、最終回の前後編(または前中後編)における構成と演出をこだまと分担しながら担当している。各話については、サンライズの『蒼き流星SPTレイズナー』班、脚本の星山博之、外池省二、平野靖士、演出の今西隆志、加瀬充子、主力作画スタジオはアニメアールから作画監督の谷口守泰、原画の吉田徹、逢坂浩司、沖浦啓之、小森高博、木村貴宏。スタジオ・ムーから村中博美、黄瀬和哉、山本佐和子。そして、『銀河漂流バイファム』『超力ロボ ガラット』の主力作画スタジオだったスタジオ・ライブから神志那弘志、山内則康、小林早苗らが参加しており、神志那は本作で初めて作画監督を務めた。また、武藤裕治は本作で演出家デビューを果たした。アニメ版の内容の大半は、原作と違って1つのエピソードを1話完結か前編・後編と構成したものである。原作がオムニバス形式であるため、アニメオリジナルのエピソードも多く、全140話中75話がオリジナル作品となっている。そのため、「と香が敵対する」といった独創性のあるエピソードも生まれた。また、放送時間の都合上子供も見るため、セリフとして登場するものの実際にが「もっこり」させているシーンはない。アニメ化に際し、この点で苦心したことは後にこだま兼嗣が文庫版の解説で語っている。ただし、『1』第8話では一瞬だけの陰部が映ったシーンがあった(このシーンはモザイクで加工されている)。初期および後期のエピソードの一部、『と恐るべき似た者姉妹!!』(原作第31巻に収録)以降の連載作品はアニメ化されていない。原作連載終了後に放送されたテレビスペシャル版は、いずれもアニメオリジナルの内容である。毎回登場する女性ゲストには、基本として有名女性声優が出演した。また、女優としては水沢有美が『1』第45話に、国生さゆりが『2』第1話と第2話にそれぞれ出演している。『2』中盤以降、出演できる女性声優が少なくなったため、アフレコの日にちを変更するなどして都合をつけていたという逸話もある。原作者の北条は「の飛行機恐怖症」という設定を早い時期から考えていたが、アニメ版の制作にはほとんど関与せずスタッフに任せていたため、『1』第2話や第16話(飛行機恐怖症が理由ではないが、離陸直後にパラシュートで機外へ脱出している)ではが飛行機に乗っている場面が放送されてしまった。「の飛行機恐怖症」は極度のもので、飛行機の姿を見たり音を聞いたりするだけでも恐怖に支配されてしまうという設定である。そのため、「の飛行機恐怖症」という設定はアニメ版への配慮から、『2』が終了するまでは原作でも描かれていない(『2』第7話でも、が飛行機に乗っているシーンがある)。しかし、『1』は事件解決後に依頼人が国外へ旅立つラストシーンが多く、依頼人の乗った飛行機を空港で数多く見送っている。また、ハイジャックされた飛行機の操縦室にいる犯人を外部から狙撃するという仕事もある。主題歌陣はTM NETWORKをメインに据え、アニメーションとあまり縁のないEPIC・ソニー(当時)にサントラを依頼した。特に、『1』前期の小比類巻かほるとTMは両方ともオリコンでトップ10入りを果たした。OP・EDを別々のアーティストが担当し、それが両方ともトップ10入りしたのは当時のアニメ界では初めてであった。OVAや映画では、ビクター音楽産業がサントラを担当した。また、散発的に参加した脚本家の井上敏樹は、後年になって本作に参加していた頃に思うようにシナリオが書けなくなるなどスランプに陥っていた事を明かしている。これらの声優の多くは本作のパラレルワールドを描いた『エンジェル・ハート』のテレビアニメ版でも引続き声優を担当している。『シティーハンター』、『シティーハンター2』、『シティーハンター3』、『シティーハンター'91』(シティーハンター ナインティーワン)と4度テレビアニメ化され、『シティーハンター ザ・シークレット・サービス』『シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』『シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽の最期』と3度のテレビスペシャルが放送された。全シリーズに共通しているのは、「本編のラストシーンからエンディングがフェードインしてきて、そのままエンディングテーマへCMを入れずに突入する」というスタイルである。これは当時のテレビアニメの定番である「本編が終わると一旦CMが入ってエンディングテーマになる」スタイルを覆す、画期的なことだった。諏訪道彦はこの方式を「聖母たちのララバイ方式」と呼んでおり、本作はこれをテレビアニメで初めて採用した作品である。スタッフの遊び心が垣間見られるシーンとして、『ザ・シークレットサービス』劇中における墓地でのガンアクションの展開中、が銃弾をかわすために隠れる墓石には「KODAMA-KENJI 1939-1995」(監督のこだま兼嗣と同名)と刻まれた、立派な墓石が立っている。また、料理や食に関連したエピソードでは同時期にアニメが放送されていた『ミスター味っ子』によく似た、食後のド派手なリアクションをや香が演じるシーンもある。『3』の第11話は、本放送時に一瞬だけオウム真理教代表(当時)・麻原彰晃の顔のカットが挿入され、サブリミナル効果を引き起こす仕様になっていると問題となった。これは、当時のアニメ業界においてビデオでコマ送りにしないと分からないようなメッセージを挿入するのは、スタッフの遊び心の一環としてよく行われていたことであり、この件はたまたま挿入されていたのが麻原の顔だったために問題となったとされている。なお、再放送時やソフト化の際に該当部分は削除された。『'91』ではキャラクターデザインがこれまでの神村幸子に代わり、『2』まで作画監督として参加していた神志那弘志が抜擢された。また、本作では後半パートに入る直前にと香がすれ違う構図で中央に『シティーハンター'91』のタイトルロゴが入った画面で、が「シティーハンター」とタイトルコールを行うアイキャッチがある。このアイキャッチには特別バージョンがあり、喫茶店キャッツアイのマスターとしての海坊主にスポットを当てた第7話は構図はそのままですれ違うキャラクターを海坊主と美樹に変更し、中央のタイトルロゴがファルコンに変更されたものと(タイトルコールも「ファルコン」)、香がシンデレラのようなひと時をと過ごす第10話は、香だけが描かれた画面に彼女の声でタイトルコールを行ったものが使用された。なお、スペシャルとして放映された第11話 - 第13話にアイキャッチはない。本作品の出演声優の中には、いわゆる端役を演じる「常連」が数人存在した。その中には、当時まだ無名に等しかった山寺宏一、田原アルノ、梁田清之、林玉緒、茶風林(当初は島沢弘隆)、水原リン、神代智恵などが挙げられる。特に山寺は、『1』ではエキストラ役で全51話中31話ものエピソードに出演しており、『2』では名前のある役を演じることも多かった。作者の前作である「キャッツ・アイ」で来生愛を演じた坂本千夏もゲストキャラクター役以外に、エキストラ役で第1話から数回出演している。『1』と『2』は4クール(52話)以上にわたってのロングランとなったが、『3』と『'91』は裏番組『キテレツ大百科』(フジテレビ)の影響もあって、いずれも1クール(13話)にとどまった。特に『'91』は、基本的に中継放送が中止にならない東京ドームでの野球中継の影響も重なって放送休止が相次いだため、第11話 - 第13話が別枠(ローカル枠)でスペシャルとして連続放映されることとなった。なお、『エンジェル・ハート』も本作と同じく、よみうりテレビ・日本テレビ系列各局でテレビアニメ化された(制作会社はサンライズからトムス・エンタテインメントに変更。トムスは東京ムービー新社時代に『キャッツ・アイ』のアニメ制作を手がけていた)。全シリーズとも一貫してEPICソニー、CBSソニーに所属していたアーティストのみでタイアップされていた。ヒットした楽曲も多い。☆はオリジナル作品。話数に関しては、3作のものを分けず、通しで表記しているもの(ムック『シティーハンターアニメスペシャル』)もある。第15話までは原作をモチーフにした話だったが、第16話以降はオリジナル作品の量が多くなり、全51話中27話までがオリジナル作品である。原作の第15巻中盤までの内容に相当(第2話は読み切りの『シティーハンターXYZ』が原作)。1987年12月28日は年末年始特番のために休止。サブタイトルに映画のタイトルのパロディーが使われているものがある(例 - 現金に手を出すな、紳士は金髪がお好き、危険がいっぱいなど)。全63話中34話までがオリジナル作品で構成される一方、原作由来の作品が全て前後編形式(最終3話は3話完結式)になっている。原作第12巻中盤から第23巻中盤までの内容に相当。なお、ここでは日本テレビで放送された日を記す(よみうりテレビより6日遅れ、最大で13日遅れ)。1988年8月5、26日、9月2,23日、12月2日、1989年1月6,13日、6月16日は休止。全13話中11話までがオリジナル作品であり、他のシリーズと比べてオリジナル作品としての側面が強い。原作由来のエピソードである第4、5話(前後編形式)は、原作第22巻中盤の内容を基にしている。1989年12月31日、1990年1月7日は年末年始特番のために休止。放送自体は10話で一旦終了し、後に11 - 13話は1時間半のスペシャル枠で放映。また、前作までは1話完結でなく次回に続くエピソードについて、それぞれのサブタイトルに(前編)、(後編)とつける形をとっていたが、本作では次回に続く場合でも次の回では完全な別タイトルになっている。放送回数自体は少ないが、スペシャル版以外の10話はすべて原作からのアニメ化作品である。原作第23巻後半部から第31巻中盤までの内容に相当。5月19日、6月2、9,23日、7月7,14,8月11,18,25,9月1、8,15日は休止。シティーハンター '91のその後としてそれぞれ日本テレビ系列(金曜ロードショー枠)にて放送。『ザ・シークレットサービス』では、『シティーハンター3』以来、久々にこだま兼嗣をはじめとしたレギュラー放送時代のスタッフが制作に当たっている。以降、作画や演出面でのスタッフは変更されているものの、矢野立美は『シティーハンター』以来一貫して音楽担当を続けた。また、使用される劇伴は劇場映画やスペシャル専用のものに限定されており、レギュラー放送時代の挿入歌や音楽は使用されなくなった。特記がないものは全シリーズを放送していた局。系列は放送当時のもの。『2』の本放送中である1989年6月17日に単発として公開された『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』 (L&D) 、アニメ休止期間中の1990年8月25日に2本立てとして併映された『シティーハンター 百万ドルの陰謀』 (M$P) と『シティーハンター ベイシティウォーズ』 (BCW) の計3作品が製作されている。配給は松竹富士。2005年12月21日、原作開始20年、『エンジェルハート』アニメ放送開始を記念して初のDVD化となるコンプリートDVD-BOX『CITY HUNTER COMPLETE』が完全予約限定商品として発売された。テレビシリーズ全140話に加え、劇場版・テレビスペシャル各計6本を収録。2007年12月からアニメ放送開始20年を記念し単巻のリリースが開始。劇場版・テレビスペシャルは単巻未発売。集英社よりテレビシリーズ『1』、『2』、『3』、『'91』および『愛と宿命のマグナム』、『百万ドルの陰謀』、『ベイシティウォーズ』をまとめたムック『シティーハンターアニメスペシャル』が出版されている。北条司描き下ろしのピンナップ、神村幸子による多数の描き下ろし(表紙、ピンナップ、名場面、各話女性ゲストキャラクター〈『'91』に登場するキャラクターも神村幸子が描いている〉)、遠藤明範によるショートストーリー、各スタッフのコメントなどが収録されている。ジャンプ ジェイ ブックスより発売された4冊のノベライズ作品の内以下の2冊はテレビスペシャルのノベライズとなっている。

出典:wikipedia

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