花山トンネル(かざんトンネル)は、京都市東山区清閑寺山ノ内町と京都市山科区北花山大峰町を結ぶ歩行者用トンネル。花山洞(かざんどう)とも呼ばれる。1903年(明治36年)5月19日に渋谷街道の渋谷隧道(渋谷トンネル)として開通。国道1号(五条バイパス)東山トンネルの開通に伴い歩行者用トンネルとなり、2016年(平成28年)現在も通行可能。山科区側(東側)のポータルはレンガを模したタイルによって修景されているほか、内部もコンクリートで補強されている。中世には「苦集滅道(くずめぢ)」「汁谷口(しるたにくち)」と呼ばれ、江戸時代には「渋谷越」と呼ばれた渋谷峠に開削されたトンネルで、トンネルの真上を京都市道渋谷蹴上線(東山ドライブウェイ)が通る。トンネルのある阿弥陀ヶ峰周辺一帯は、北の「蓮台野」、西の「化野」と共に京都三大葬送地の一つ、東の「鳥辺野」として知られ、平安時代は風葬の地、中世以降は墓所・火葬場が存在した。現在もトンネル南側に京都市中央斎場(旧花山火葬場)があるほか、清閑寺・東本願寺東山浄苑・本正寺・法華寺等の寺院墓地が多く所在する。
出典:wikipedia
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