全自動圧着機(ぜんじどうあっちゃくき)とは、指定長での電線の切断動作、ストリップ動作(被覆電線の被覆を剥いで電線の芯線を露出させる事)、電線への圧着端子の圧着動作を行う機械を指す。この日本語の名称については、日本端子株式会社では「全自動圧着機」、日本オートマチックマシン株式会社では「全自動端子圧着機」、株式会社小寺電子製作所では「全自動両端圧着機」、新明和工業株式会社では「端子打機」と統一されていない。外国企業が製作している同様の機械の名称(英語名)は「Fully automatic crimping machine」と統一された名称となっている。機械は、以下の要素で構成されている。電線の加工や圧着動作は、各モータ等の駆動系が、決められた動作を繰り返すことによって行われている。しかし、電線の癖(曲り等)により、これらの動作が失敗し、正常に加工が行われない場合がある。そのため、多くの場合、加工等が正常に行われたことをチェックするためのセンサーが搭載されている。正常に圧着されたかの確認は、クリンプハイトと呼ばれる、端子が電線芯線を固定している部分の高さを計測することによって行われている。クリンプハイトが低い場合、圧着による芯線への端子の締付が過剰に行われたことを意味し、芯線が切れている場合がある。クリンプハイトが高い場合、端子の固定が弱いため、電線が引っ張られた場合に、簡単に抜けてしまう。どちらの場合でも、圧着ミス(圧着が正常に行われない)となる。
出典:wikipedia
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