長崎バスダイヤランド営業所（ながさきバスダイヤランドえいぎょうしょ）とは、長崎県長崎市ダイヤランド4丁目10番276にある長崎自動車の営業所である。2006年の営業所再編の際、柳営業所と共に開設された、長崎市南部地区における長崎バスの拠点のひとつ。従来は大橋営業所のみが担当していた下大橋 - ダイヤランド線を分担して運行してる。営業所はダイヤランドの住宅街の端にあり、平面車庫を用いている。始発バス停が営業所敷地内にあり、ほとんどの担当路線がここを始発・終点とする。大型バス路線で定期運用を担当するのはダイヤランド線のみで、この他に長崎半島のコミュニティバスの受託運行を行なっている。主に大橋営業所の機能を補完する形で運用されており、1時間あたりの発着路線数は多いが、保有する車両台数自体は少ない。経由番号は、中央橋行が20番、ダイヤランド車庫行は40番、下大橋行は4番、長崎駅前南口行は7番、ココウォーク茂里町行は100番である。ダイヤランド営業所のメインとなる路線。長崎市南部地区の大規模住宅街ダイヤランドと長崎市中心部を結ぶ路線で、1時間に8本程度運行される。元々は大橋営業所担当の路線であったが、現在は一部の便をダイヤランド営業所が担当している。朝や夕方・夜の通勤時間帯にはダイヤランドから新地ターミナル・浜の町・中央橋や長崎駅前南口までの区間のみを運行する便や、新地ターミナル・中央橋 - 西城山 - 下大橋の区間のみを運行する便も設定されている。長崎駅前南口行きは長崎駅前交差点を左折し、大波止向きの停留所に停車する。下大橋 - 中央橋線は、市役所経由中央橋行きが親和銀行経由、市役所経由下大橋行きは県庁前経由で運行される。中央橋行きの終点は他の中央橋行きと同じ鉄橋前のものを使用するが、中央橋の始発停留所はダイヤランド始発便と同じ肥後銀行長崎支店前のものを使用する。ほとんどの路線が下大橋発着で、ココウォーク発着の便は非常に少ないが、柳営業所の担当するココウォーク発着の一部路線がダイヤランドを経由地としており、ダイヤランド始発分と合わせて1時間に4本前後がダイヤランド地区とココウォークをダイレクトに結んでいる。長崎市コミュニティバスの三和線、香焼三和線、野母崎線を担当している。かつて松ヶ枝営業所の管轄であったものをダイヤランド営業所発足時に移管した。いずれも長崎バスが定期運行を行わないエリアを中心に運行され、交通空白区解消の役目を果たす。

出典:wikipedia