五龍局(ごりゅう の つぼね、? - 天正2年7月16日(ユリウス暦1574年8月2日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。毛利元就の娘。名は不明。夫は宍戸隆家。五龍局以外にも、五龍、五龍姫、五龍の方、五もじ等と呼ばれた。中国地方の戦国大名・毛利元就の娘として誕生。母は妙玖。生年は不詳だが、毛利隆元の妹で吉川元春の姉であったといわれる。隆元の上には姉がおり、幼時に高橋氏の養女となり(事実上の人質)、後に元就が高橋氏を滅ぼした際に高橋氏によって殺害されたせいもあってか、元就夫婦からは溺愛された。天文3年(1534年)に隣接する安芸国国人宍戸氏の当主・宍戸隆家との和解の際にその妻となった。隆家との子のうち、長女は伊予国の河野通宣に嫁いでいる。また次女は吉川元春の長男・元長の、三女は毛利輝元の、それぞれ正室になっており、毛利一族の結束を固めるのに貢献した。一方で勝気な女性であったのか、吉川元春の妻・新庄局と多少険悪な雰囲気があったらしく、毛利元就の「三子教訓状」でその事をたしなめられている。天正2年(1574年)、死去。卒中であったとされる。法名は法光院殿栄室妙寿大姉。墓所は不明(なお、夫の宍戸隆家の側の墓は、継室の石見繁継の姉の墓である)。
出典:wikipedia
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