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カワサキ・ゼファー

カワサキ・ゼファー(ZEPHYR)とは、かつて川崎重工業が製造販売していたオートバイであり、排気量別にシリーズ車種として製造されていた。ゼファー(ZEPHYR)とは英語で「西風」を意味し、川崎重工業の二輪車製造拠点工場である兵庫県明石市から吹く業界への新風となる様にとの願いを込めて名付けられた。1989年、レーサーレプリカ全盛期に、カウルなしの懐古的なスタイルを前面に押して登場した。これがフルカウル以外の選択肢を求めるユーザーに受け爆発的な売れ行きを見せ、「ネイキッドブーム」の立役者となる。メーカーによる自主規制の上限値を意識しない出力設定は、過熱しすぎていたカタログスペック競争に一石を投じることとなり、ユーザーのバイク選びのスタイルが変わるターニングポイントとなった。このゼファーのヒットは、レプリカブームにおける販売不振により撤退も検討されていた川崎重工業の二輪車事業を、同社の大きな収益源に生まれ変わらせる原動力ともなった。商標としてのZEPHYRは、アメリカの自動車メーカーであるフォード・モーターが自社製品(自動車)用として既に取得していたが、川崎重工業としてはどうしてもこのモデルにZEPHYRと名付けたいためにフォードとの交渉を行い、名称の使用権を得たという経緯がある。それまでの国内二輪メーカー四社の製造するオートバイでは、燃料タンクのメーカーロゴとサイドカバーの車種名という配置が一般的な表記であったなかで、それとは逆に燃料タンクに車種名「ZEPHYR」とサイドカバーにメーカーロゴ「Kawasaki」を配したデザインも、当時は非常に新鮮であった。当初は400ccモデルのみの計画であり、発売と同時に大量のバックオーダーを受けた際にも、「750ccモデルは出すつもりはない」というリリースがオートバイ専門誌に掲載されたが、日本国外からの要望も強く、1990年に750ccモデルの開発が開始し、続いて1100ccモデルの開発も開始して、1992年に発売された。結果的に、どちらもロングヒット車種となっている。750ccモデルは、大型自動二輪の教習車としても用いられている。400ccクラスでは、他社のネイキッドバイクに対抗するために4バルブ仕様のZEPHYRχ(ゼファーカイ・399cc・53馬力)が1996年登場したが、2バルブ仕様の初代モデルも2年ほど並行してラインナップされ続けた。2008年9月に自動車排出ガス規制が強化されることが決定したことから、750ccモデル・1100ccモデルとも2007年をもって一足速く販売終了となり、Z-1・Z-2の初期型モデルを髣髴させるグラフィック・パターンの「ファイナルエディション」が発売された。400ccモデルのゼファーχについては、規制強化後の2008年9月に生産終了が公表され、上位モデルと同様のファイナルカラー仕様が2009年3月に発売された。ゼファーχは1996年に発売。ゼファーをベースに、エンジンを2バルブ仕様から4バルブ仕様へとマルチバルブ化したことにより、46馬力から53馬力へのパワーアップを果たした。またエンジン本体の仕上げ色が黒塗装に変更された。1997年には、足回りを中心に多数の変更を受けた。また、従来は単色無地だった外装に、初めてストライプラインのグラフィックが採用されている。ゼファー(400cc)の派生モデルには輸出専用車のゼファー550がある。1990年の初期型(B1型)から1999年の最終型(B9型)まで製造された。輸出先各国の規制に合わせてエンジン仕様が変更され、同一のモデルであってもそれぞれ出力が異なる。アメリカ仕様やカナダ仕様では50PSのフルパワーとなっており、最高出力により保険金額が異なる制度を取っていたドイツ仕様や排ガス規制の厳しいカリフォルニア州仕様では40PSに満たない出力であるなど、スペックには大きな差がある。なお、400ccモデルとは違い、550ccモデルでは4バルブ仕様の「χ」としての更新はなかった。国内仕様のゼファー(ZR400C)との相違点は、排気量以外にスピードメーターがフルスケール(140mph、230km/hの併記)になり走行距離はマイル表示、マフラーも輸出用の刻印の入った専用のものになる。また、リアフェンダーの両サイドにリフレクターが装着されてるのもゼファー(ZR400C)との相違点である。発売当初から逆輸入車(北米仕様)が日本国内でも販売されていたが、登録台数は非常に少ない。ゼファー750は、ゼファーシリーズの特徴となったノンカウル、パイプ鋼管フレーム、丸目一灯ヘッドライト、空冷直列4気筒エンジン、2本リヤサスなどを踏襲し、左右2本出しのマフラーを装備するモデルである(400ccのゼファーは右側1本出しの集合マフラー)。特に「ナナハン」であるこのゼファー750は、丸みを帯びた燃料タンク、丸型のカムカバー、テールカウルなどの造型が、イメージモデルであるZ-2の雰囲気を連想させるものになっている。2004年モデルのC10型では、エンジンの塗装色がそれまでの銀色から黒色に変更。エンブレムに関しては、それまでのタンク側の「ZEPHYR」とサイドカバー側の「750」から、タンク側「Kawasaki」サイドカバー側「ZEPHYR750」に変更された。また、マフラーもメガフォン形状のサイレンサー部分がそれまでより延長されている。2007年1月19日には「ファイナルエディション」が発売された。グラフィックには、1973年式Z2初期型をイメージさせる茶色とオレンジ色の通称「ファイヤーボール」「火の玉」パターンを施され、艶消し黒仕上げのホイールを採用。素材を改良されたシートや、艶有り黒塗装で仕上げられたフレーム、サイドカバーの「750 DOUBLE OVER HEAD CAMSHAFT」エンブレムなど、特別仕様となっている。よりZ-2に近い雰囲気の派生モデルであるゼファー750RSが1996年から2003年まで併売された。ホイールは標準仕様のキャストホイールからチューブタイヤを使用するスポークホイールに変更。エンブレムも標準仕様とは違い、タンク側は「Kawasaki」およびサイドカバー側は「ZEPHYR750」とされた。初期のゼファー750では単色カラーのラインナップだったのに対し、ゼファーRSではファイヤーボール風のグラフィックが初期モデルから採用されていた。また、1999年式・2001年式・2002年モデルでは、ゼファー750・ゼファー750RSともに共通の「タイガーパターン」風のグラフィックを採用している。1999年式モデルでは1974年式Z2Aと同様の配色によるグラフィックとなっており、2002年式モデル・2003年モデルでは1975年式Z2A後期型と同様の配色となっている。ゼファー1100は、ゼファーシリーズの特徴となったノンカウル、パイプ鋼管フレーム、丸目一灯ヘッドライト、空冷直列4気筒エンジン、2本リヤサスなどを踏襲し、左右2本出しのマフラーを装備するモデルである(400ccのゼファーは右側1本出しの集合マフラー)。ゼファー750と比較すると、タンク形状やフレーム構造等の点からゼファー(400cc)に近い外観となっている。2004年モデルのA9型では、エンジンの塗装色がそれまでの銀色から黒色に変更。エンブレムに関しては、それまでのタンク側の「ZEPHYR」とサイドカバー側の「1100」から、タンク側「Kawasaki」サイドカバー側「ZEPHYR1100」に変更された。2007年1月19日には「ファイナルエディション」が発売された。2002年のA7型以来の登場となるファイヤーボールパターンのグラフィックが施され(A7とは微妙に違う色構成)、同様に2004年のA9型以降では途絶えていたリム切削仕上げのホイールを採用。素材を改良されたシートや、艶有り黒塗装で仕上げられたフレーム、サイドカバーの「1100 DOUBLE OVER HEAD CAMSHAFT」エンブレムなど、特別仕様となっている。ゼファー750RS同様に派生モデルであるゼファー1100RSが1996年から2003年まで併売された。ホイールは標準仕様のキャストホイールからチューブタイヤを使用するスポークホイールに変更。エンブレムも標準仕様とは違い、タンク側は「Kawasaki」およびサイドカバー側は「ZEPHYR1100」とされた。シリーズのイメージカラーのひとつであるファイヤーボール風のグラフィックは、750ccモデルには採用されていたがゼファー1100RSでは用いられる事はなかった。一方、B2型のパールコスミックグレーは1100RSのみに採用された専用色といえる。なお、1999年式から2003年式のモデルではゼファー1100と共通のグラフィックが採用されていた。

出典:wikipedia

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