エスペラントアルファベット()は、エスペラントを書き表すために使われる字母で、ラテンアルファベットからq, w, x, yを除いた22文字に、サーカムフレックスの付いた5文字()および、ブレーヴェの付いた1文字()を加えた28文字からなる。母音字はその発音、子音字はその子音にをつけて発音する。なお、は人名や外来語にしか使われない。エスペラントの音節は、0個以上の子音と母音の組み合わせからなる。発音に対する綴りは、子音と母音が一対一の場合は日本語のローマ字綴りに近い。1つの文字が1つの音に対応するいわゆる「1字1音」(unu litero, unu sono)の原則を貫いており、発音しない文字は無い(もちろん、これは音素(音韻)上のことであり、現実の発音が綴りと完全に一致するとは限らない)。5つしか母音が無いため、区別ができる範囲で母音の変化はかなり許容されている。詩文などでは名詞語尾-oや、母音で終わる前置詞の後ろにある定冠詞の母音aを省略し、アポストロフィーに換えるエリジオン(Elizio)が行われる。詳しくはアポストロフィー#音と文字の省略を表すアポストロフィーを参照。頭字語(Akronimo)は原則として、文字の名前を一文字ずつ読む。母音はそのまま、子音はoを付けて読むことになる。ただし、綴りによっては一つの単語として読むことができる場合もある。アカデミーオ・デ・エスペラントは1989年に、エスペラントで使用されないq, w, x, yの4文字について、読み方がわからない場合に推奨される読み方を発表した。これらは、エス文中でつづりはわかるが発音がわからない外来語の名前を読むときに役立つだろう。
出典:wikipedia
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