渡辺信夫(わたなべ のぶお、1923年5月5日- )は、日本の神学者、牧師。日本キリスト教会の指導者。京都大学哲学科卒業。ジャン・カルヴァンの『キリスト教綱要』の翻訳者として知られる。大阪府出身。田舎のクリスチャン・ホームに生まれたが、両親は神社参拝をしてもよいと教えていた。当時から主流派キリスト教会は、宗教的な妥協の道を歩んでいたのである。旧制高校時代は、偶像礼拝という意識がないままに、級長として神社参拝を行っていた。また戦争中は日本軍の将校として、神社拝礼を指揮した。1949年京都帝国大学文学部哲学科卒。1977年「カルヴァンの教会論」で京都大学文学博士。大学卒業後、神学を学ぶ過程で、その行為が「教会」を通して行われた背信行為であり、神の前(コーラム・デオ)に偶像礼拝の罪であるという意識を持つに至った。 そこから朱基徹について学び始めたという。 信州夏季宣教講座を毎年開催。「世田谷・九条の会」呼びかけ人を務めている。1949年に伝道者となり、1958年、開拓伝道を始め、日本キリスト教会東京告白教会が形成された。渡辺牧師は、日本基督教団の理念である公会主義の存在自体を否定している。「「公会主義」を担ぐ人は旧日基の時からいたが、資料を客観的に見て行けば蜃気楼のように消えてしまう幻想である。教団は長い間この夢物語を神話化して、その神話によって教団合同を正当化していた。」という。日本基督教団は教会ではなく、教会ではないものも混ざっていると指摘している。
出典:wikipedia
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