ドリアン・ホークムーン(Dorian Hawkmoon)は、マイケル・ムアコックのファンタジー小説『エターナル・チャンピオンシリーズ』の登場人物の一人。ドリアン・ホークムーンは永遠の戦士(エターナル・チャンピオン)の一人であり、メルニボネのエルリックや紅衣の公子コルムなどの他のムアコックのキャラクターとも結びついている。『ホークムーン・シリーズ』はヨーロッパを舞台とし、中世的な雰囲気を漂わせている。実在の地名やそれを捩った地名が登場する。シリーズは「ルーンの杖秘録」と「ブラス城年代記」の2部に分かれており、「ルーンの杖秘録」では暗黒帝国グランブレタンと小国カマルグとの戦争が描かれ、他の『エターナル・チャンピオンシリーズ』と異なり、法の神も混沌の神も登場しない。続編の「ブラス城年代記」では「百万世界の合」により歪んだ、様々な次元での永遠の戦士たちの戦いが描かれている。また、最終巻「タネローンを求めて」ではホークムーンをはじめ、エルリック、エレコーゼ、コルムの4戦士が集い、永遠の戦士たちの旅が終結する。他の『エターナル・チャンピオンシリーズ』はハヤカワ文庫から出版されているが、『ホークムーン・シリーズ』のみ創元推理文庫から出版されている。最終巻「タネローンを求めて」では4人の永遠の戦士が一堂に会す。この巻に於いて4人の戦士の旅が終結するが、コルムの最後だけが別のバージョン(「雄馬と剣」のラストシーンにさらに追加される形)になっている。また『エルリック・サーガ』の新三部作の最終巻「白き狼の息子」では平行世界のホークムーンが登場する。日本語版の「ルーンの杖秘録」の旧版のイラストは高塚又三郎が担当している。新版からは天野喜孝がカバーイラストを担当しているが、挿絵は高塚又三郎のままである。「ブラス城年代記」ではカバーイラスト、挿絵共に天野喜孝が描いている。
出典:wikipedia
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