伯母峰峠(おばみねとうげ)は、奈良県吉野郡川上村と上北山村との境にある峠である。吉野川と北山川の分水嶺となっている。峠を直接通過するのは登山道のみで、自動車が通行できる国道は1966年に供用開始した新伯母峰トンネル(しんおばみねトンネル)(延長1,964m)を通る。旧伯母峰トンネルは1940年に供用を開始したが、新たなトンネルが供用を開始するとともに役目を終え、のちに北側の坑口が完全に塞がれたため現在は通行できない。付近の天ヶ瀬(現・上北山村)の武士・射場兵庫が山狩をした際、背中に熊笹の生えた猪を射止めた。数日後、背中に熊笹の生えた怪物が湯の峰温泉に現われて射場兵庫に討たれた亡霊だと名乗る。湯治にきた野武士に犬と鉄砲を譲り受けたいと頼んで断られると、亡霊は一本足の鬼と化して伯母峰峠の旅人を食べるようになった。その後、丹誠が伯母峰地蔵尊を勧請して鬼を封じ、経堂塚に経文を埋めたという。
出典:wikipedia
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