プロター("Protar" )はパウル・ルドルフにより発明されたカール・ツァイスのレンズ名である。1900年代から1920年代の大型カメラ用レンズとして広く普及し、ドイツだけでなくアダムスやニューマン&ガーディアなどイギリスの高級カメラ用レンズとしても採用されていた。ウナーを経由してテッサーの原型となった。当初は単にツァイス・アナスチグマートであったが1900年にプロターに改名された。ツァイス・アナスチグマートのうちシリーズIAがプラナー、シリーズIBがウナー、シリーズIIBとシリーズICがテッサー、シリーズVIIIがアポクロマティックテッサーとされ、それ以外がプロターとなっている。ここでは「プロターシリーズ〜」という表記をしたが日本では「プロター第〜類」という表記も多い。プロターを2本組み合わせたドッペルプロターは「複プロター」「組み合わせプロター」あるいは「ダブルプロター」とも表記される。レンズ銘板がプロターリンゼ("Protarlinse" )という表記のものもあるが、"linse"はドイツ語でレンズのことであり、これもドッペルプロターである。カール・ツァイス以外にアメリカのボシュロム、イギリスのロッス、フランスのエ・クラウスでもライセンス生産された。
出典:wikipedia
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