LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

デスラー

デスラー(Desler)は『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物(声:伊武雅刀、西崎義展、石塚運昇、若本規夫、山寺宏一)。本項では、企画途中で頓挫したデスラーを主人公とするアニメ『デスラーズ・ウォー』についても記述する。大マゼラン星雲と小マゼラン星雲に跨る星間国家ガミラス帝国の総統。ガミラス本星消失後、ガルマン・ガミラス帝国を建国し総統に就任した。傲慢で冷徹な統治者、反対者を躊躇なく粛清する冷酷な独裁者として描かれているが、その行動は私利私欲のためではなく、危機に瀕した自国の繁栄・自民族の存続のためである。そのため、物語の進行と共に地球の存亡に命をかけるヤマトとガミラスのために戦う自分を重ね合わせて共感し始め沖田十三や古代進に敬意と友情を感じるようになってゆく。そして次第にヤマトとともに戦う場面が増えていく。容姿は金髪に青い顔色だが、パート1第10話までは髪は栗毛色で顔は肌色だった。ガミラス人の肌の色の変更に関してはガミラス帝国#ガミラス人を参照。デスラーのスペルは「さらば」の音楽集では「Desler」、海外版では「Desslar」、宮武一貴のデスラー艦の設定書では「Deathlagh」となっていて、統一されていない。彼のマントは宇宙空間上でも常にはためいており、一部の考察本において本シリーズ揶揄の材料とされることがある。また、『宇宙戦艦ヤマトIII』制作時には、これに関して西崎義展と出渕裕の間で討論が繰り広げられたこともあったという。ヤマトシリーズのほぼ全てに登場する主要人物であり、バラエティ番組『笑う犬の冒険』にて、『デスラー』というコントにされたり、『パタリロ!』(花とゆめコミックス第10巻にて)などの他作品でもパロディとなっている。性格は冷徹ではあるが紳士的であり、言葉遣いも慇懃無礼ではあるが丁寧である。演ずる伊武は役作りの際、それまでの悪役といえばマッドサイエンティストが「ヒヒヒヒ…」と笑うようなカン高い声が多かったため、逆に低くつぶやくスタイルにしてみようと思ったという。初期作品では部下の失敗にはたった1回で戦って死ぬか自決かデスラーによる処刑しか選べなかったが、『宇宙戦艦ヤマトIII』ではヒステンバーガーの失敗を「あと2回で死刑」とするなど、少しは寛容になったところを見せた。ただし配下が自分以外の対象を崇拝することを極端に嫌う傾向があり、シャルバート信仰の信者の幕僚・ハイゲルを「ガルマンに神は二人はいらぬ」と言い、その場で射殺したことがある。『2199』においては、冥王星基地を喪ったシュルツに対しては、挽回のチャンスを与えた他、部下と共に戦死時に全員を2階級特進させた上、残された遺族を名誉ガミラス臣民に昇格させる命令を出すなど、旧作よりも寛容さを示している。一方で、下品な言動を取った部下に対して問答無用で処刑した件では、旧作同様の冷酷さを示した。帝都バレラスの民を全員葬ろうとした事もある一方、その自らの行動を罪と認識しそれを背負っていく決意も示すなど、二律背反した性格の持ち主として描かれている。松本零士によるコミカライズの『宇宙戦艦ヤマト 永遠のジュラ編』では結婚していて、サイレン人の妻・メラと娘・ジュラが存在している。妻が相手の心を読みそれを相手に投影する能力を持っていて、娘もその能力を引き継いでいるため、嫌がったデスラーにより幽閉されて、ヤマト乗組員の精神情報を探らされている。この作品におけるデスラーは、愛する妻子の困った能力をヒスに愚痴る、意外に卑小な人間臭さを見せている。名前はアドルフ・ヒトラーをもじったものである、とかつては説明されていた。しかし後年、1990年代後半に入ると松本零士は、「デスラー」は松本がよく使う「ラー」(ラーメタル、ラー・アンドロメダ・プロメシュームなど)と「デス」を組合わせたもので、前者はエジプト神話の太陽神ラーに由来し太陽やそれに象徴されるパワーを、後者は死を意味する英語であり、すなわち「デスラー」とは「死の太陽」を意味すると説明するようになった。ヒトラーとの類似は第一作段階での絶対悪的位置づけから。後の展開(ヤマトとの共闘)を受け、偶然の一致と説明を変更するようになった。なお、ヤマトブーム期において、デスラーのモデルはヒトラーか、との問いに対し、プロデューサーの西崎義展は「あんな卑小な男ではない。ローマ帝国の皇帝をイメージしたキャラクター」と語っている。そして『宇宙戦艦ヤマト』のアメリカ公開版『Star Blazers』において、デスラーこと Desslok は、退廃的ローマ貴族風にオカマ言葉で喋るような演出が施されていた。性格は西崎義展プロデューサーをモデルとしたといわれている。ゼネラルプロデューサーならぬガミラスプロデューサーを自称していた西崎はデスラーにのめり込むようになり、『宇宙戦艦ヤマト完結編』の後には後述のデスラーを主人公とするアニメ『デスラーズ・ウォー』を企画したが、制作には至らなかった。本作でのデスラーは、原作の様な人類と似通った社会構成を持つガミラス帝国の中での一ガミラス人ではなく、「母星の寿命に際し、地球を攻撃・改造し移住を目論む」意思の集まりであり、劇中でも「我々は個であり全体である」と語った。「デスラー」という名は、この集合体が自称するものであると設定されている。そして「デスラー」は、自らを超巨大戦艦兼超巨大ミサイルと化して地球到着寸前のヤマトを奇襲して大破させ、「我々は、屈辱を忘れぬ種族だ」「地球は、お前たちにも渡さない」と言い残して、ヤマトの眼前で地球を破壊しようとした。ヤマトのブリッジに姿を現した際は人型に近い形状になっていた。声は原作アニメと同様に伊武が担当。『宇宙戦艦ヤマト』(以下、旧作)のリメイク作品である本作では「アベルト・デスラー」というフルネームが設定されており、肩書も「大ガミラス帝星永世総統」に変更されている。容姿に関しては、やや顎が細くなり、目つきが鋭くなっている。また、年齢は地球年齢に換算して32歳相当と設定され、容姿も旧作よりも若々しいものなっている。これは、旧シリーズでライバルだった古代と対等に近づけるため、デザイン担当の結城が若くしようと提案したためであり、一時は古代と同年代のデザイン案も存在した。本作では大ガミラス帝星の前身「ガミラス大公国」を統べていた叔父・エーリク・ヴァム・デスラーの死後、内乱状態となったガミラスを武力で再統一を果たしたという設定となっており、軍事独裁制を敷いて領土の拡大を行っている。圧倒的なカリスマで国民から支持されているが、、本人は「人間とは愚かで従順な存在で、この上もなく退屈な生き物」と評し、また帝星についても「この星にしがみついて、何になる」と呟いている。結果、実際の支配体制の維持に関しては投げやりであり、帝都バレラスですら反体制派の活動が行われるような状況であり、全権を任されたハイドム・ギムレーが、時には惑星をまるごと消滅させるほどの弾圧を敷いている。『新たなる旅立ち』以降の設定が反映され、スターシャのことを愛しているとされており、思想の違いを超えたガミラスとイスカンダルの大統合、ガミラスが星々を支配する事による平和を夢見ている。第6話から登場。第8話において、自らが立案したテロン艦(ヤマト)撃滅作戦を閣僚達に披露するが、ヤマトはこれを突破する。これによりヤマトに少なからず興味を抱く。後にヤマトの目的と目的地に感付き、最前線小マゼラン外縁部で防衛任務に当たっていたドメルを呼び戻し、討伐に差し向ける。第15話においてゼーリックの策謀により乗艦ごと爆破され暗殺されたかに見えたが、暗殺計画はセレステラが事前に察知しており、影武者を身代わりにして暗殺から逃れる。その後しばらくはフラーケンと共に雲隠れをしており、第18話でゼーリックがバラン星での観艦式において大演説を行う中、通信に割り込んでゼーリックが暗殺計画の首謀者であることを暴露する。イスカンダルとの大統合を成し遂げるために古き都であるバレラスを破壊することを画策。第23話においてヤマトのガミラス星突入の後、デウスーラII世で脱出。「第二バレラス」の制御をデウスーラII世から乗っ取り、第二バレラスの633工区を切り離して帝都へと落とし、ヤマトともどもバレラスを葬り去ろうとする。さらにヤマトが波動砲攻撃にて落下工区を粉砕するとデスラー砲を作動させ、容赦なく帝星ごと破壊しようとした。しかし、雪とノランに「第二バレラス」の波動コアを暴走させられたことで攻撃は失敗。さらに「第二バレラス」が爆発したことで、誰の目にも死んだと思われ、公的には死んだものとして扱われた。しかし、直前にゲシュタムジャンプして生き延びていたデスラーは、バラン星の亜空間ゲート内にてヤマトを待ち受ける。旧作と異なり復讐ではなく、優れた性能を示したヤマトを奪取して自分のものとしたいという欲求に基づくものであった。多数のガミロイド兵にてヤマトに最後の攻撃をかけるが、それもまたアナライザーの活躍で失敗。そして、亜空間内ではビーム兵器が使えない事からデスラー砲によるヤマト撃沈を試み発射体勢を整える中、ヤマトの三式弾の連射を浴びる。ビーム兵器でなく砲弾を用いるヤマトを野蛮人として罵りつつ、波動エネルギーの誘爆によりデウスーラII世は爆沈する。小説版では、デスラーが帝都を破壊しようと思い至った経緯が若干異なっている。アニメ版では大統合を最終目的とし、そのためにイスカンダルの使命を引き受けようと拡大政策を行っていたが、小説版では全宇宙の恒久平和のための拡大政策という点では共通しているものの、果てない「勝利」によってのみ人心を束ねる拡大政策に限界を感じ、大統合によってイスカンダルという新たな象徴を建てようとしており、アニメ版とは手段と目的が逆転している。『完結編』公開後、デスラーを主役として製作予定であった作品。正式タイトルは『DESLAER'S WAR I 戦艦スターシャ』で、当初は『キング・オブ・デスラー』などとも呼ばれていた。“OVA3本と劇場版”、“各60分OVA6本とテレビスペシャル”など、企画が二転三転した末に頓挫した。『完結編』からヤマトの第2部誕生編(後の『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』)の間を繋ぐ内容だったが、頓挫してから年数が経過したため2009年に実際に公開された『復活篇』とは矛盾する点がある。ストーリー案も遷移しており、当時の資料で紹介されたものは以下の2つがある。最終的に日の目を見ずに頓挫した本作だが、本作の戦艦スターシャの流れを受け継いだ艦船は、小林誠によってデザインされたものや、松本零士・板橋克己によってデザインされた「ガルマンガミラス戦略指揮旗艦<G・スターシア>」などが存在する。また、ほかにも松本・板橋は三段空母の新デザインなども行っており、デストロイヤー艦と合わせて「ネオガミラス艦隊」を結成している。2007年12月20日、バンダイネットワークスは『宇宙戦艦ヤマト』劇場公開30周年記念として限定商品「デスラー総統ワインセット」の受注を開始。2008年3月下旬より出荷された。購入特典として、デスラー勲章及びデスラー総統特製リーフレットが付属する。価格は税込み13,650円で完売した。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。