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大坂城物語

『大坂城物語』(おおさかじょうものがたり)は、1961年(昭和36年)1月3日に公開されたカラー&東宝スコープによる絢爛豪華なオールスターキャスト時代劇日本映画である。東宝製作・配給、村上元三原作、稲垣浩監督、三船敏郎主演だが、実際には三船単独ではなく平田昭彦と市川團子を加えたトリプル主演と言うべき人物配置になっており、平田は本作で「酔いどれ天使」を見て以来ずっと憧れの久我美子と結婚に漕ぎ着けたエピソードの方が今となっては作品よりも有名である。新東宝を退社した丹波哲郎は前年の谷口千吉監督&三船主演「国定忠治」に次いで助演、尚、鶴田浩二が撮影直前に東宝を退社(満2年契約終了)し東映に移籍(入社)した為、鶴田の役が(衣裳の手直しを必要としない)同じ背格好の平田に渡ったとも言われているが、平田は同時上映暗黒街の弾痕にも三橋達也の上司役で出演しており、こちらは僅かな出番で殆どカメオ出演である。方広寺鐘銘事件が起こり、きな臭い雰囲気が漂い始めた大坂。そこに関ヶ原の戦いで家族を失った浪人・茂兵衛がいた。茂兵衛はふとした事から、加藤清正の息女小笛姫や、薄田隼人正、伊丹屋道幾らを中心とする、徳川と豊臣の戦いを避けようとする一派の動きに巻き込まれる。東宝のお正月映画。御殿場での合戦場面で、エキストラを募ったが、当時安保闘争の基地反対デモをするために、人がどうしても集まらなかった。稲垣浩監督は仕方なく、男女の老人や若い女性を集め、鎧兜の衣装を着せて戦場の場面を撮影した。稲垣は戦時中、出征で男子が集まらず、同様に合戦シーンに女子を使った頃を思い出したという。本編の舞台となる大坂城は、現在の大阪城を使用せず、桜井成廣の当時最新の考証により復元された巨大なミニチュアを使用している。ポスターでは桜井が作成した復元模型(ルイス・フロイスの日本記に依って階によって瓦が金・銀・銅拭きと異なる)を使用している。現在の、大坂夏の陣屏風から復元された大阪城天守と異なり、本作は冬の陣屏風下絵を参考にしており、印象が大幅に異なる(最上階の華頭窓等)。また、本丸南面には唐使節を饗応するため建造された懸造りの大書院が二階建てで再現されているが、史実では慶長大地震で崩壊しており、また二階建て説は否定されている。このフィルムやミニチュアは、大坂夏の陣を舞台とする「士魂道魔 大竜巻」を始め、「妖星ゴラス」「佐々木小次郎」等でも流用された。冒頭の方広寺大仏開眼法要はミニチュアの大仏の移動撮影と、ロケーションによる大法要の移動撮影を人手による計算で撮影・合成させた名シーンであるが、史実の方広寺大仏は露座ではなく大仏殿に鎮座していた。本作品の音楽は伊福部昭が担当した。タイトル曲は「最後の脱走」同様「陸軍分隊行進曲」を、アクションシーンに流れる音楽(M12、M18、M25、M31)のメロディーは、伊福部の「シンフォニア・タプカーラ 第1楽章 レント・モルト〜アレグロ」の後半部分をアレンジして使っている。東宝ミュージックから、オリジナル・サウンドトラックが発売されている。

出典:wikipedia

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