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青銅の蛇

青銅の蛇(せいどうのへび、)は、『ヘブライ語聖書』『旧約聖書』の「民数記」21章4-9に登場する銅像である。英語の「ネフシュタン」()という語で呼ばれることもある。「民数記」では、エジプトを離れたイスラエル人の一行が葦の海の途中までやってきたときに、苦しみに耐えかねて不平を言った。そこで神は炎の蛇を送ったので、かまれた人々の中から死者が出た。民がモーセに許しを願うと、モーゼは神の言葉に従って青銅で蛇を作り旗ざおの先に掲げた。この蛇を見たものは炎の蛇にかまれても命を永らえた。しかし、「列王記」下18:4では、ユダ王国のヒゼキヤ王の時代に、それまで人々が香をたいて崇拝していた青銅の蛇がアシェラ像とともに打ち壊された。モーゼが青銅の蛇を作ったエピソードから、彼の時代すなわち紀元前13世紀頃に、ユダヤ人にとって蛇が信仰の対象であったことが推定できる。また、ユダ王国のヒゼキヤ王の時代にこの青銅の蛇が破壊されているが、紀元前2世紀に作られたヤーウェの浮き彫りの中にはヤーウェの体の一部が蛇になっているデザインのものがあり、蛇への信仰が残っていたことが推定できる。また、蛇は、右の絵から分かるように、キリスト教徒にとっては癒しと罪を肩代わりしたキリストの象徴(予型)でもある。そして、脱皮することから復活の象徴でもある。蛇は不死や治癒、罪からの癒しの象徴であり、失楽園の蛇のような原罪の象徴だけとは限らないのである。ゆえに、『新約聖書』の「ヨハネによる福音書」3:14 では、ニコデモとイエスの対話の中でこの青銅の蛇がたとえとして用いられる。イエスはかかげられた青銅の蛇のように「人の子もあげられなければならない」と語っている。それどころか、正教会の主教が用いる権杖はこの青銅の蛇をモチーフにした杖を使用している。したがって正教会では、イエスの復活のみならず、権威の象徴でもあるのである。なお、正教会からは異端とみなされたグノーシス派は、蛇への信仰を受け継いでいた。特に(オピスはギリシア語で「蛇」の意)は、ウロボロスの蛇をシンボルとしていた。青銅の蛇を題材にした、ティム・ラヘイ、による小説『秘宝・青銅の蛇を探せ』(原題:)は、。この小説は日本では公手成幸訳により2005年5月に扶桑社より刊行されている(扶桑社ミステリー バビロン・ライジング。上巻:ISBN 978-4-594-04960-7、下巻:ISBN 978-4-594-04961-4)。

出典:wikipedia

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