メトロ・ドゥ・リヨン(Métro de Lyon)は、フランス、リヨンで運行されている1978年に開業した地下鉄網。現在4路線で構成されている。運営はによって行われている。リヨンのメトロはフランス国鉄や日本の地下鉄と同じように左側通行となっており、他のフランス国内の地下鉄とは通行方式が異なっている。車体幅は2.90mとヨーロッパ各地を走る地下鉄の平均に比べると余裕がある。営業距離は30kmでそのうち80%は地下区間となっている。A-B-C-Dの4路線で構成されている。A線(リヨン・ペラーシュ駅 -ローラン・ボヌベイ)とB線(シャーペンヌ - リヨン・パールデュー駅)は開削工法で建設され、1978年5月2日に開業した。これらはゴムタイヤ式となっている(詳しくはパリ地下鉄を参照)。B線は1981年9月9日にジュマセまで延伸している。2000年9月4日にはジェルランまで開業した。2013年にはウランまで延伸される予定である。A線は2007年10月に市外の"Vaulx-en-Velin La Soie"まで延伸されている。営業距離はA線が9.2km、B線が6kmである。リヨンの地下鉄で唯一鉄輪式・架空電車線の地下鉄で、一部区間は急勾配のためラック式となっている。ケーブルカーであった"Croix-Rousse-Croix-Paquet"鋼索鉄道を1974年にラック式の鉄道に改修した路線である。1978年リヨン・メトロに統合されC線となり、都心へ延伸された(市庁舎 - クロワロッス)。1984年12月8日にキュイエールまで延伸されている。C線は様々な工法で建設されている。傾斜が急な所は深いトンネルを利用し、平坦なクロワロッスでは開削工法などが利用されている。"Croix Paquet"ではヨーロッパの地下鉄してはもっとも勾配があり17%となっており、その区間ではラック式鉄道となっている。営業距離は2.5kmである。キュイエール駅手前は単線である。D線は有人運転で1991年9月4日に"Gorge-de-Loup"と"Grange-Blanche"間で運行を開始した。D線はゴムタイヤ方式の地下鉄で自動運転装置MAGGALY("Métro Automatique à Grand Gabarit de l’Agglomération Lyonnaise")も装備している。1992年12月11日にヴェニシュー駅まで延伸され、自動運転も開始された。1997年4月28日にはヴェーズ駅まで延伸されている。D線はリヨンでは最も深い路線で工事ではトンネルボーリングマシンを使用し、ローヌ川とソーヌ川両河川の下を通っている。営業距離は13kmとリヨンメトロでは最も長い。
出典:wikipedia
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