千束（せんぞく）は、東京都台東区の地名。現行行政地名は千束一丁目から千束四丁目まで。台東区の北東部に位置する。町域の東部は土手通りに接しこれを境に東浅草・日本堤にそれぞれ接する。南東部は浅草に接する。南部は西浅草に接する。西部は入谷に接する。北部は、竜泉に接する。千束三丁目と千束四丁目付近は吉原と呼ばれ、吉原遊廓が置かれた場所であり、その名残として千束四丁目付近の大規模なソープランド街が存在する。傍には吉原神社が建立されている。他は商業地と住宅地とが混在している。千束三丁目と千束四丁目付近は「吉原（新吉原）」と呼ばれ、江戸時代には吉原遊廓と呼ばれる江戸幕府公認の遊廓があったところである。この吉原は赤線地帯を経て売春防止法施行後はその名残として千束四丁目付近のソープランド街として残り、その規模・店舗数は日本一である。千束地区には、戦後は朝鮮マーケットができて、多くの朝鮮人が居住することとなり、1951年3月21日には浅草米兵暴行事件が起きている。町域内に鉄道路線はない。最寄り駅は以下の通り。なお、めぐりんは酉の市の期間中は交通規制により台東病院停留所を迂回する。

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