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T-800

T-800(正式名称:"Cyberdyne Systems Model 101 Series 800 Version 2.4")は、映画『ターミネーター』をはじめとしたターミネーターシリーズに登場する架空のアンドロイドである。アーノルド・シュワルツェネッガーが主に演じた。本記事ではT-800の改良型であるT-850やT-888についても記述する。シリーズのアイコン的存在であり、登場する作品は多岐に渡る。アメリカン・フィルム・インスティチュート (AFI) が企画した「AFIアメリカ映画100年シリーズ」の一環『アメリカ映画の名セリフベスト100』では、T-800の台詞「"I'll be back"」(「また戻ってくる」)、「"Hasta la vista, baby"」(「」)がそれぞれ37位と76位に位置している。スカイネットにより2018年に試作され、2026年に量産が開始された人間抹殺用のアンドロイドである。正確には「サイバーダインシステムズ・モデル101シリーズ800」という型番があり、スカイネットでは「T-800 モデル101 サイバネティック生命体」としてデータベースに登録されている。T-800以前の機種であるT-600シリーズはゴム製の外皮を装着されているうえ、人間としてはあまりにも大き過ぎる体格(身長約2メートル近く)の外見ゆえに至近距離では容易に識別可能であったのに対し、T-800シリーズは培養された人間と同様の生体細胞(筋肉、皮膚、毛髪、血液など)がチタン合金(特殊合金)の金属骨格を覆っており、本物の人間との識別は非常に難しくなった。体格に関してもT-600に比べ、より人間に近い身長(約190センチメートル近く)に改められている。2018年の試作段階では未完成ゆえ、人間に擬態する以外には特に言葉も話せず(ただし、声帯模写の機能は備わっている)、表情にもメリハリが無かった。戦闘時も、格闘技の技術がプログラムされていないためか、殴打または放り投げるくらいの単純な攻撃パターンのみであった。生産拠点であるスカイネットセントラルが爆破されたために大量生産に支障をきたして予定が遅れ、T-800は8年後の2026年に量産体制を含めて完成することとなった。上記の通り、人間には区別は非常に困難だが、犬はT-800と人間を的確に区別できる。犬に見破られる点は、後継機にあたるT-1000やT-X、TOK715も同じであるが、『T2』に登場したT-800は劇中中盤、逃亡先のエンリケの家では犬に吠えられていない。『T2』劇中での説明によれば、動力源であるパワーセルの寿命は約120年であり、予備電源も内蔵している。シリーズ作中、『T2』以後は未来世界において旧式化しているとされているが、それにおいても21世紀初頭における科学技術からすると二足歩行ヒト型ロボットとしてはオーバーテクノロジーの産物であり、非常に堅牢な金属骨格のボディは通常の銃火器による銃撃や鉄パイプなどによる打撃程度ではまともなダメージを与えることすら難しく、現代の対人用兵器ではほぼ破壊不可能であり、破壊するためには対物ライフルや成形炸薬弾などの特殊な対物用兵器を使用する必要がある。これについては、『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』で登場した上位型T-888が、対物ライフルの徹甲炸裂焼夷弾Raufoss Mk211による頭部直撃にはほとんど耐えられない(コルタン骨格製で、T-800よりも耐久性も上昇している)という演出からも裏付けられている。ボディの周囲には配線がいくつも露出しているが、それらの強度および耐熱性もかなり高い様子である。未来世界の抵抗軍は主にフェイズドプラズマライフルと呼ばれる高性能のプラズマ砲を使用し、機械軍と戦闘を行っている。『ターミネーター4』(以下『T4』と表記)では試作機が登場し、グレネードランチャーを携えたジョン・コナーと交戦する。その劇中では銃撃を2発受けて全身の生体組織が焼け落ちても、行動の支障となるようなダメージは特に見られなかった。さらにその後、生体組織が完全に焼け落ちたほぼ骨格だけの状態で、三度グレネードランチャーの直撃を受けるも動力系統には何ら影響はないことが見て取れる。特殊なチタン合金製のシャーシ(骨格)は耐熱性にも優れている。ただし、『』(以下『ジェニシス』と表記)に登場したT-800は長期間の戦闘によって手の動作に支障をきたし始めていたことから、あまりにも長く稼働し続けた場合には磨耗したり劣化したりするようである。また、性能は過去作品と同様であるが、エンドスケルトンのデザインが一部変更されている(例:前方から見た肋骨部分が、過去作品以上に明確な逆Y字型になっている)。T-800の金属骨格を生体細胞組織で覆う工程は、専用の機械にかけて加工処理される。機械内部でどのように形成されるかは不明だが、劇中にてジョンが発見したT-800に関するデータには、金属骨格全体を生体細胞で覆い尽くすには約数十日を要するらしいことが記されている。なお、この生体組織は基本的に生理機能が人間と同じであり、時間が経てば年を取る。ただ、この生体組織はあくまでも偽装のために被せられているに過ぎないため、損傷や欠損をしても本体の動作にほとんど影響はない。むしろ損傷箇所が邪魔になった場合や、正体を明かすために必要と判断した場合には自ら剥がすこともある。また、損傷箇所を修理するために切り開くこともある。ただし、この人間に擬装するためのカバーは、金属骨格の可動部品の動作音を(少なくとも人の耳に入らない程度に)抑える効果を兼ねているため、剥がれた場合はその防音効果が失われてしまう。その部分を改めて衣服や手袋などで表面を覆えば防音されるが、機械部分の損傷が激しい場合はその限りではない。生体組織には人間と同様の自然治癒能力が備わっており、切創や銃創程度なら自然治癒するが、著しい損傷を受けた場合は適切な処置を施さなければ組織が腐敗してしまう。また、著しい損傷をした部分の組織再生もかなりの時間を要する。このため、組織が損傷し、喪失した箇所によっては、金属骨格を隠しきれない事がある。生物としての痛覚は備えていないため、生体組織に著しく損傷を受けても行動に支障をきたさない。ただし、機能としての痛覚はプログラムされているようで、「痛み」のデータとして記録蓄積されている。また、この生体細胞が人間のそれと大きく異なる点は、水分や栄養分などの補給を一切必要とせず、細胞の維持を完全独力で行っていることである。このため、生体組織を有するT-800であっても、人間のように食事によって栄養や水分を摂取する必要はなく、食物を消化して栄養分を吸収する機能も搭載されていない。これら細胞組織の新陳代謝がどのように行われているかは詳しく説明されていないために不明であるが、年月の経過によって徐々に老化が進んでは行く模様。なお、上位型のT-888は食物を摂取してエネルギーに変換することが可能である。スカイネットが潜入型ターミネーターの開発に着手し始めた2018年時点では、2029年時点で送り込まれた機種とは事情が異なる。視覚においてイメージを処理しているらしい画面は、赤色の濃淡色で作中では表現されている。また、一度聴いた人間の音声であれば完全に模倣する能力も備えている。劇中にてT-800は、電話の通話において相手の声を再現して本人になりすまし、情報の収集や標的を誘い出すなどの目的に利用している。これらの機能は金属骨格に内蔵された各種センサー類が担当する。擬装用の生体部分は単なる内部機構のカバーであるため、視覚センサーを自己修理するために眼球部のカバーをT-800が自ら外すシーンが『ターミネーター』(以下『T1』と表記)で見られる。以後の作品でも生体部分が剥がれ、赤く光る視覚センサーがむき出しになるシーンがある。また、中枢を破壊されるなどして機能を停止した場合、視覚センサーの赤い光は消える。こちらのシーンも同様に以後の作品で登場する。油圧システムにより供給されるパワーは非常に強力である。大柄の成人男性を片腕で投げ飛ばす、分厚いコンクリートの壁を突き破る、総計600kg近い重さの重火器類をまとめて装備、もしくは一気に持ち上げたりする、金属の棒を捻り曲げる等、人間には到底出来ないような荒技を軽々とやってのける。『T4』では全身に溶鉱を浴び、それが冷え固まって身動きが取れなくなるが、その出力により関節部の凝固した金属を破壊している。その一方で負傷した箇所の縫合や握手する時等、人間の繊細な動きや力加減も可能である。また銃を撃つ際にも、反動を完全に抑えることができるため、片手で撃っても精度の高い射撃を行うことが可能である。反面、走る速力はそれほど高くなく、普通の人間と同じ程度かそれよりやや速い速度で走行する。課されたミッションは何があろうと、またどんな命令であろうと必ず遂行するようにプログラムされる。プログラムを書き換えることで、人間側の味方にすることもできる。『T1』に登場したT-800はおよそ人間的な感情を見せることはなかったが、『T2』に登場した、人間側に捕獲されプログラムを書き換えられたT-800は、いくらか感情らしきものを見せることがあり、『ジェニシス』では、ぎこちないながらも笑顔を見せたりしている。これについては搭載されたコンピューターの以下の特徴が要因となっている。本来、T-800のコンピューターの学習能力は高く、様々な抽象的概念までも理解できる。それは、人間社会の中で生活する事でより人間らしい行動を取れるよう設計されており、ジョークも理解できるようになるほどのものである。実際、『ジェニシス』にてT-800がジョークを言い、カイルが「ジョークを言えるのか?」と驚くシーンがある。戦闘用アンドロイドの思考能力としては過剰性能だとも言えるが、「潜入型」であるT-800に人間への擬態を完全なものとさせる能力が持たされているのは必定である。しかし初期状態では基本的な人格は極めて未発達であるため、人間と比較して表情が乏しく、常識的な行動が取れず、行動は「ロボット」らしい無機質なものである。思考様式は極めて論理的で、視覚を含む五感によって周囲の状況を適切に判断する。その思考回路を支える知能回路は極めてコンパクトなモジュールに収められており、並列処理とニューラルネットワークによって高い処理能力と学習機能とを兼ね備えた電子回路である。だがこのモジュールはT-800が単体で送り出される時には、自発的な思考能力を抑制するよう学習機能に制限が設けられており、基本的には「読み出しのみ」に設定されている。すなわちT-800は、「読み出しのみ」にセットされた状態の個体は感情を持たない無慈悲な戦闘マシーンであるが、学習機能への制限を取り払われた個体は人間の感情をも理解出来るようになる。ただし、機械であるため、感情を理解できても基本的には自身では持たないため、『T2』や『T3』で自らが破壊される事が分かっていても、恐怖で躊躇する様子は見られない。思考モジュールは形状的に「(銀色の)二廻り程小さな板チョコ」に良く似ており、表面には四角い突起が整列している。OSはLinuxを使用しており、カーネルのバージョンは「4.1.15-1.1381_SKYN12nnmp」であることが確認できる。元来、人間を抹殺すべく生み出されたため、人体の構造についてもプログラムされている。この事は『T2』劇中でT-1000の攻撃で負傷したサラ・コナーの切創を縫合する際に、彼女との会話で語られる。また『T4』ではマーカス・ライトの弱点が心臓であることを見抜いて攻撃を行っている。『T1』では躊躇なく人間を殺害しているが、『T2』では人間を負傷させる事はあっても殺害はしていない。ジョンから人間を殺害しないよう命じられて以降、精神病院の看守やSWAT等との戦闘時には死者を出さない程度に、足を狙った銃撃などの加減した攻撃を行っている。また、ジョンからの命令を受ける以前にもバーで襲いかかってきた男の肩にナイフを刺すなどの攻撃を加えているが、致命傷は与えていない。しかしこうした判断には融通が利かないところもあるようで、サラのいる病院の入り口ゲートの警備員の脚を撃っている。ジョンに責められても「死にはしない」と返している。あらゆる銃器や乗り物等の取扱いにも精通し、未来世界のフェイズドプラズマライフルから現代の銃火器や対物火器まで、何でも使いこなせる。また『ターミネーターシリーズ』の複数作品の劇中にて、車をキー無しで動かす(いわゆるホットワイヤーによる車泥棒)シーンを見せている。これは改良型のT-850も含め、以降に開発されたターミネーター全てに共通している。生体組織をまとうT-800の外見は人間と変わらぬ姿に擬態しているが、タイムマシンの関係で過去へタイムトラベルした個体は全裸であり、目立たないよう行動するには現地で自分の体格に合う衣服を確保する必要がある。そのため、『T2』以降ではタイムトラベルした直後に遭遇した人間に対して体格測定(SIZE ASSESSMENT)を行い、体格一致(MATCH)した相手の服を奪っている。閃光弾など、強烈な光線を発する兵器を使用されると情報処理機能に不具合が生じる。また『T1』でカイル・リースに近距離からショットガンで胴体部を撃たれたり、『T2』でT-1000に投げ飛ばされた時などに見られるように、ボディーに強力な衝撃を受けたり、小さな衝撃でも断続的に受けることで短時間ながら転倒したままの状態となる。小説『新ターミネーター2 最終戦争(上)』においても、ジョンがショットガンでT-800を一時的に機能不全にした後、プラズマライフルを鹵獲して止めを刺す描写がある。5作目になるTerminator: Genisysでは対物ライフル”Barrett M82A1”の狙撃を胸部に受け、動力源を断たれて機能を停止した。T-800を改良したタイプであり、骨格の外見上はT-800と際立った違いはないものの、T-800と比べボディの剛性や知性など、性能そのものが向上している。『ターミネーター3』(以下『T3』と表記)に登場するT-850の生体組織をまとった外見は、101型T-800と同一もしくはやや加齢された造型であり、本タイプと遭遇したジョン・コナーが瞬時に1994年に現れたタイプ(T-800)と同じと認識したほど、ルックスが瓜二つとなっている。重量は、公式設定では約900kgであり、『T3』の劇中では倒れたT-850を起こそうとした人物から「やけに重い」と言われている。動力源は腹部に内蔵された2つのパワーセル(水素電池)である。また『T3』の劇中において、T-Xのプラズマ砲により損傷したパワーセルの一つを走行中の自動車から投げ捨てた際には、セルが小さなビル程度の規模の爆発を起こしてキノコ雲が生じた。『T3』の劇中終盤では、T-Xの口腔内にパワーセルを押し込み爆破させることで、その威力が機体の破壊に利用されている。なおパワーセルの片方を喪失しても機能には何ら問題はなく、2本目のパワーセルを抜き取っても活動を継続できる。T-800でも状況を随時判断して戦術的判断を下す、ジョークを解するなど、高い学習・思考能力を持っていた。T-850では嘘をついてケイト・ブリュースターを大人しくさせるなど、状況を判断して戦術的判断を下す機能があるのは勿論、更に国家規模の非常事態に際して高度な戦略的判断をも独自に下せるなど、戦闘用アンドロイドには不釣合いな程の高度な思考能力を持っている。一説にはメインプロセッサのバージョンアップも行われているとされる。また、心理分析装置によって人の感情も細かく読み取れるようになっているが、男女間の恋愛感情については専門外と『T3』劇中で自ら語っている。人体の構造に精通している点は健在で、先述の心理分析機能と組み合わせた高度な分析も可能となっている。T-Xに襲われた直後のジョンに傷が無いかどうか(乱暴な方法だが)調べたり、T-Xに命を狙われたロバート・ブリュースターを助けなければ自殺すると言って銃口を頭に当てたジョンに対し、心拍数などから高い確率でジョンが自殺しないことを言い当てている。この他、ジョンやケイトに頼まれるまでもなく、人間を誰一人として殺すことはなく、骨折しない程度に手をひねって相手をいなしたり、墓地にて警察官の厳戒体制の中、ガトリングを乱射させたものの、怯ませただけで、誰一人被弾させる事もなく、負傷させることすらしなかった。タイムマシンによる未来からの転送後は全裸の状態であるためT-800と同様、衣服を奪う目的で行きずりの人間の体格測定を行っている。その際、目立つ形状のサングラス(星型の派手なデザイン)は1度かけてから外し、その後オーソドックスな形のものへと取り換える様子を見せた。これについては、小説版にてジョンの記憶にある101型のイメージに近づくためであると説明されている。また処理能力の向上に伴い運動性能の向上も見られ、T-800よりも格段に自然な動作をする等の違いが現れている。知能に加え、戦闘能力(格闘能力等)や耐久性も非常に優れており、対人用の銃火器はもはや通用しない。『T3』劇中でのT-Xとの戦闘シーンからは、通常の武器や重火器での破壊は望めない様子である。ケイトに撃たれた際には弾丸を口にくわえて受け止め、吐き出すといったシーンもあり、口腔内も頑丈であることがわかる。しかし、同映画にてT-Xにダメージを与えようと高圧ケーブルを使って感電させる攻撃を試みているが、自らも電流によりダメージを受けている(T-Xは内蔵された保護装置により大きなダメージはなかった)。また、頭部を踏みつけるT-Xの攻撃によって頚部が破損し、胴体から頭部を分断される損傷を受けた(後に自力で頭をはめ直して修復している)。コミック版によると、T-Xは力・知能・耐久性すべてを上回っており、強いて勝っているとすれば経験だとの記述通り、T-X、T-1000共にT-800シリーズより高性能ではあったが状況に応じた柔軟な戦闘、銃撃戦を行い、待ち伏せによる不意打ち、敵の行動を予測して先回りする計画性、鹵獲した武器や車両及び爆発物を用いた時間稼ぎ、堅牢な初期設定保護、バックアップとリブートによる行動の継続機能によって各上位シリーズを破壊。課された任務を2体共に遂行している。なお『T3』に登場したT-850は、未来世界においてジョンを殺害している。T-850は「ジョン・コナーは少年時代の出来事から、101型(T-800)に特別な思い入れがあり、抹殺には私が選ばれた」と語っている。その後ジョンの妻で抵抗軍の副司令官ケイト・コナー(2032年時点の姓で、『T3』劇中の2004年時点では終始ブリュースター姓)に捕獲され、リプログラムを施されさらに「ケイトの命令に従う」、「ジョンとケイトをT-Xや『審判の日』から生き延びさせる」という命令を与えられて2004年のロサンゼルスへと転送された。T-8XX系列の改良型であり、現代世界では驚異的な性能を誇る。テレビドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』において未来世界から現代世界へ複数機が送り込まれており、ジョン・コナーの抹殺をはじめ、それぞれに任務が与えられている。金属骨格はコルタンで形成されており、耐熱性がT-8XX系列中で最も高い。そのため、処分するにはかなりの高温で焼却する必要がある。エンドスケルトン状態での外観は、T-800やT-850に酷似している。基本的な性能はT-800やT-850と変わりはないが、2種と異なるところは人間同様に飲食物の摂取が可能である点と、休眠機能(休眠中は擬装用生体組織が老化しない)を持つ点である。T-1000やT-X等と同様に俊敏に走行できる。高電圧などにより機能停止した場合でも、約120秒後に再起動が可能(ただし、T-Xは高電圧では機能停止さえしない)。また、首と胴体が分離した状態でも、胴体部分を遠隔操作できる。エンドスケルトンの剛性も向上しているが、対物ライフルの直撃には耐えられず、頭部を貫通される場面がある。T-800やT-850よりも潜入能力が高く、人間社会に溶け込んでおり、一緒に生活していても一般人では気づかないほどである(ただし、表情などの面の不自然さが残っていることもある)。もちろん、戦闘能力もT-800やT-850を上回っている。T-800と同様に、頭部にはコンパクトな思考モジュールが搭載されている(T-800の思考モジュールとは若干形状が異なる)。テレビドラマ後半ではこの思考モジュールへ更に改良が加えられて、取り出されて空気に触れた際に自然発火するように改良されていた(人間に再プログラムされることを防ぐため)。2029年、人類と機械との戦争の最中、機械側の中枢コンピューター『スカイネット』が、人類側のリーダー、ジョン・コナーを歴史から抹消させるため、彼の母親となるサラ・コナーの暗殺を命じられて1984年のロサンゼルスに送り込まれる(以降、本項目ではT-800はターミネーターと表記)。目的地に送り込まれると、早速、目的遂行のため行動を開始、道中で絡んできた不良から服と靴を奪う。さらに停まっていた車を盗み、市内の銃器店で店主を殺害して店内の銃を強奪し、サラ・コナー殺害へと向かう。スカイネットのデーターベースにはサラの名前と居住地のデータしか無かっため、電話帳の順番に同姓同名の女性を片っ端から殺害していく。やがてサラの自宅にて、友人のジンジャーとマットの二人を殺した際に、サラ自身からの電話で彼女がテクノワールというクラブにいることを知り、サラの顔写真の載っている身分証明証と手帳も入手。遂に本物のサラ・コナーを探し当てて殺害しようとするが、サラの暗殺を阻止するべく人類側の送り込んだ戦士、カイル・リースによって寸前のところで阻まれてしまい、取り逃がす。その後は、カイルとの戦いで損傷した箇所を自ら修理しつつ、サラ殺害のため、二人が勾留された警察署へと単身乗り込み、警官達を殺害しながらサラとカイルに迫るが、またしても取り逃がしてしまう。そこで入手した手帳からサラの母親の住所を突き止め、母親を殺害すると母親の声真似をしてサラの潜伏先を聞き出す。そうして二人の潜伏するモーテルに奇襲を仕掛けるが、カイルが先にターミネーターの来襲に気づき、二人は逃走。ターミネーターもすぐにその後を追う。やがてバイクから巨大なタンクローリーへと乗り換え、サラを轢き殺そうと試みるが、カイルの仕掛けた手製の爆弾をタンクローリーに投げ込まれ、車両は破壊炎上する。だが、体を覆っていた皮膚細胞を全て焼かれたものの、金属骨格は無事だった。そのまま二人は近くの工場へと入り込む。必死の抵抗をするカイルに瀕死の重傷を負わせ、なおもサラを追い詰めるが、カイルの最期の抵抗で下半身と左手を爆破され、失ってしまう。最後は足を負傷したサラに追いすがるも、そのままプレス機の下まで誘導され、サラがプレス機を起動したことで圧砕され、遂に機能を停止し、完全に破壊された。この後、サラはカイルとの子としてジョンを身ごもったため、結果として任務は失敗に終わる。一方で、ボディの残骸(破損したブレインチップ及び、無傷の右腕)はサイバーダイン社により回収された。これにより歴史が書き換えられ、スカイネットの開発及び審判の日が数年早まることとなる。ターミネーターとサラ達との死闘から10年。『T1』では2029年において最新鋭の機体であったが、前作の出来事がきっかけで歴史が改変され、開発が数年早まったため、今作の2029年の戦場においては通常戦力として多数投入されている。スカイネット側が今度は少年期のジョンを殺害するために新型ターミネーター、T-1000を送り込まれたのを受け、人類側からもジョンを守るよう再プログラミングを受けたT-800が送り込まれ、死闘を繰り広げる。ジョンの保護の命を受けてロサンゼルスに送り込まれ、近くのバーから衣服とショットガン、移動手段のバイクを強奪して行動を開始。捜索途中でジョンを発見、T-1000との一戦を交えるもどうにか保護する。そのまま安全圏まで逃げようとするが、ジョンの頼みで、母のサラの救出に向かう。その直前に、人間を殺さないように命令を受ける。サラを発見するも、かつて自分を殺害しようとした個体と全く同じ外見をしていたため、恐れられ逃げられてしまうが、その際、サラを押さえ付ける病院の職員を殺さない程度に痛め付けていなす。「自分は味方だ。」と告げ、へたり込むサラを起こした直後に再びT-1000に襲撃され、その際にサラが負傷するも、再び振り切る事に成功、事なきを得る。自らの修理の際、T-800を信じきっていなかったサラにチップを破壊されそうになるものの、ジョンの必死の説得により、事なきを得る。その後、サラのケガの治療の課程でスカイネットが出来上がった経緯を説明し、サラの友人のエンリケの元で暫く過ごし、その過程でジョンと交流を深めるT-800の姿を見てサラからも次第にT-800に対する見方を改められ、理解されるようになる。その後、夢で審判の日を見たサラがスカイネットの基礎を作ったサイバーダイン社の社員、マイルズ・ダイソン殺害に向かった事が分かると、サラを止めるべく、ジョンと共にダイソンの自宅に向かい、サラを止める。そして自らの腕の皮を剥がして金属骨格になった腕を見せて正体を明かす。ダイソンにこれまでの経緯を説明すると、ダイソンは最初に送り込まれたT-800の腕やチップ、マイクロプロセッサ等の破壊の協力を申し出る。警察隊に包囲されるという苦難もあったものの、ダイソンの犠牲とT-800の活躍により一切のデータや記録は破壊され、焼き尽くされた。直後にT-1000の襲撃を受け、カーチェイスを展開。T-800の捨て身の攻撃により、T-1000の乗る液体窒素を積載したタンクローリーを横転させ、そのまま製鉄所へ突っ込ませる。大量の液体窒素を浴びて凍り付いたT-1000を木端微塵にするも、溶けた鉄の熱により融解、再生されてしまう。T-1000は機能異常を起こしていたものの、軟体を駆使した攻撃に苦戦する。結果、左腕を失い、胴体を突かれたことで動力源を破損されて機能停止に追いやられる。だが、予備電源で復活。サラとの共闘でT-1000にダメージを与え、グレネードランチャーで体を吹き飛ばして溶鉱炉に突き落とす。それにより、T-1000は消滅し、遂に破壊に成功する。その後は、(1984年に現れた個体の)T-800の腕とチップを溶鉱炉に落として破壊する。しかし、自らの存在がスカイネットの発生に繋がることを憂慮して、泣いて止めるジョンの命令をこの時だけは聞かずにサラに自らを溶鉱炉に沈めるよう頼んだ。この瞬間、T-800は初めて人間の悲しみの感情と生命の尊厳を理解する。自分の死を泣いて悲しんでくれるジョンに抱擁を、サラから自らとジョンを守り通してくれた事に感謝の握手を交わすと、そのまま鎖に掴まってそのまま溶鉱炉に沈み込み、消滅した。これまでのT-800ではなく、改良型のT-850が登場する。T-1000との死闘から更に月日が流れ、ジョンの味方となる人類側の未来の戦士の抹殺の命を受けて新たに2032年から送り込まれた対ターミネーター用のターミネーターT-Xと、ジョンとその妻になるケイト・ブリュースターを保護し、審判の日を確実に生存させる命を受けたターミネーターが未来の存亡をかけた死闘を繰り広げていく。T-Xが送り込まれたほぼ同じ時間に送り込まれたターミネーターは、近くのストリップバーに乗り込み、そこでストリッパーの男性から服を奪い、車と武器の調達などの準備を整えながら、ジョンとケイトのもとへ向かう。T-Xに襲撃され、絶体絶命のピンチになっていたケイトを間一髪で救出した直後にT-Xとの最初の戦闘になるが、T-Xの放つ強力なプラズマ砲をまともに受けて機能が一時停止してしまう。現場に駆けつけたレスキュー隊の目前で再起動、奪ったバイクで二人とT-Xを追跡する。T-Xに遠隔操作されている車の妨害を切り抜け、T-Xの乗る巨大なクレーン車を策を用いて横転させる事に成功、ようやくT-Xの追跡を振り切った。車中にてジョンに対し、審判の日は先伸ばしになっただけでもはや回避不可能である事を明かし、先程のT-Xとの戦いで2本あるパワーセルのうちの破損した1本を捨てながら(この時、捨てた直後にかなりの規模の爆発を起こしている)、T-Xが自分よりも耐久力、知性、力すべてを上回っており、遥かに優秀な殺人マシーンである事、自分は旧式のモデルであり、破壊は不可能だろうとも告げつつ、そのままサラ・コナーが眠るグリーン・ローン墓地へと向かっていく。そこで、サラの棺の中に納められた大量の武器を見せ、サラが来るべき時に備えていた事も明かした。そこへ、先の騒ぎを聞き付けた警察官に囲まれ、ケイトとはぐれてしまう。だが、T-850はその厳戒態勢を物ともせず、威嚇射撃で死者はおろか、負傷者すら一人も出すことなく、霊柩車を奪って乗り込むと、婚約者に変身していたT-Xに殺されかけていたケイトを間一髪で救出。T-Xをロケット砲で吹き飛ばす。さらに追いすがるT-Xを、通りすがりのセミトレーラーに衝突させ、追跡を回避する。逃走先のキャンプ場にて、T-Xの暗殺対象者にケイトの父、ロバートが入っている事、ロバートが後にスカイネットに発展する自動軍事システムの開発を担っている事を明かす。すぐさま彼を助け、尚且つ今度こそスカイネットを止めに行こうと言うジョンに対し、T-850は全く動こうとはしない。しかし、ケイトがロバートの救出をT-850に懇願すると、あっさりと態度を変えてロバートの下へ向かう事を決定した。実は彼を派遣したのはジョンではなく、未来でジョンの妻となっているケイトである事が発覚、更にジョンの暗殺命令をスカイネットから受けて自分がジョンを殺した事も告げた。ジョン抹殺の経緯を話しながら、ロバートのいるCRSへ到着したが、時既に遅くスカイネットは起動しており、さらにT-Xによってプログラムを書き換えられたT-1やハンターキラーらの試作機が起動させられ、これらの攻撃によって施設内は壊滅状態となっていた。さらに、ロバートもT-Xによって致命傷を負わされ、二人にクリスタル・ピークへ向かう手筈を教えると息絶えてしまう。悲しみにくれるケイトを立ち上がらせて飛行場へ向かう。道中、T-Xに三度遭遇。T-850は二人を逃がし、激しい肉弾戦を展開するが、性能の差はあまりに大きく、遂に破壊され、更にプログラムを書き換えられ二人の抹殺を命じられてしまう。危うくジョンを抹殺しかけるも、ジョンの必死の呼び掛けと、元々あったジョンとケイト保護の命令がT-Xからの命令に反発。システム内で衝突した影響で、一時的に機能停止に陥ってしまう。その後、クリスタル・ピークの核シェルター前で二人に迫るT-Xをヘリで押し潰した上、吹き飛ばして救出。閉じ掛けた巨大な防護扉の動きを食い止めて二人を中へ誘導する途中、ヘリに押し潰され金属骨格だけになったうえ、下半身を失ったT-Xがジョンを襲撃。T-850がT-Xを食い止めている隙に内部へ逃げ込むジョン。別れ際に礼を言うジョンに対し「また会おう。」と意味深な言葉を告げた後、ジョンの足にT-Xが掴み掛かるも、それを引き離すと、自らの胸部から最後の水素電池を取り出し、もがくT-Xの口内に突っ込み、両者もろとも爆発によって破壊された。なお、それでも上半身のみの状態でしばらく機能していたが、動力をすべて失ったことから機能停止した。『T4』に唯一完成された状態で登場するT-800で、既に骨格が生体組織で覆われている。別名をT-RIP(RIPは“Resistance Infiltrator Prototype”、「レジスタンス侵入型プロトタイプ」の意味)という。人間的な動きのデータを得ることを目的としたマーカスの動作をプログラムされており、T-600などの旧式のモデルと比べて非常に人間的であり、暴走するT-600を素手で破壊するほどの性能をもつ。また、変声装置を使って標的をおびき寄せる等の知能を持ち、2018年では最新鋭の高性能ターミネーターである。スカイネットセントラルの独房にて、上記の通り生体細胞で覆われた個体が登場する。外見はそれまでの過去作に登場した個体の(シュワルツェネッガーの)それとほぼ同じだが、試作型であるためか表情が乏しく、ロボットとしての一面が強く出ており、(この状態では)言葉も発してはいない。スカイネットセントラルに潜入し、囚われた人々を救出しながら、カイル・リースを探していたジョン・コナーの前に現れる。奮戦するジョンだったが、T-800は持ち前の圧倒的なパワーを駆使してジョンを苦戦させる。カイルを保護しながら戦うジョンにグレネードランチャーで生体細胞を焼き落とされるものの、特に問題なく行動し、窮地に追い込むが、マーカス・ライトに妨害される。カイルを安全な所へ逃がした後、ジョンとマーカスとの共闘による2対1の不利な状況に持ち込まれるが、終始優勢を保ちマーカスの弱点が心臓である事を見抜き、心臓への強力な打撃でマーカスを戦闘不能に追い込む。再びジョンと一対一の戦いに持ち込むが、隙を付いて自らの背後にあった溶鉱の貯まったタンクを破壊されて溶鉱を浴びせられ、さらに液体窒素を浴びたことで溶鉱を固められ、一時的に動きを止められてしまう。だが、間接部分に固まった溶鉱を破壊して自由になり、マーカスを蘇生させようとしたジョンを背後から鉄骨で刺し貫き瀕死に追い込むが、直後に蘇生したマーカスに、ジョンを貫いた鉄骨を逆に利用されて首を引き千切られ、破壊された。ラストで開発の拠点であったスカイネットセントラルが破壊されたため、これにより本格的な完成および投入は2026年まで遅れることとなった。何者かにサラを守るように再プログラムされた個体(日本語版表記:守護者、英字表記:"Guardian")と、『T1』同様にサラへの刺客として差し向けられた個体の2体が登場する。両者共に活動開始時は青年姿の生体組織で覆われていたが、守護者は経年に伴い組織も老化し、1984年時点で中年、2017年時点で老年の容姿になっている。これまでのT-800ではなく、改良型のT-888が登場する。現実世界へ複数体が送られ、ジョン・コナーの抹殺をはじめ、それぞれに任務が与えられている。2名登場しており、どちらともアーノルド・シュワルツェネッガーが演じたT-800に近い顔立ちをしていることがわかる。この2名の関係性は今のところ不明となっている。

出典:wikipedia

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