大栗 博司(おおぐり ひろし)は、日本の物理学者。理学博士(東京大学、1989年)。専門は素粒子論。カリフォルニア工科大学冠教授、ウォルター・バーク理論物理学研究所所長。東京大学数物連携宇宙研究機構の主任研究員、アスペン物理学センターの所長でもある。大栗は、場の量子論や超弦理論の深い数学的構造を発見し、これらの理論を素粒子物理学や宇宙物理学・宇宙論の基礎的問題に応用するための新しい理論的手法を開発している。特にトポロジカルな弦理論を発展させ、これによってブラックホールの量子力学的性質を解明した。また、2次元の共形場の理論、カラビ-ヤウ多様体上のDブレーン、AdS/CFT対応、超対称性を持つ場の量子論の性質と超弦理論との関係などについても基礎的な貢献をしている。米国の大学で教鞭をとっているが、日本からこれまでに10名程度の大学院生やポストドクトラル・フェローを受け入れ指導をし、その全員が現在第一線の大学教官や研究者として活動している。ハーバード大学 (1992-1993年、2016年)で客員研究員。パリ第6大学 (1994年)、東京大学 (2007年)、プリンストン高等研究所(2015年)で客員教授。
出典:wikipedia
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