ヘレナ・ボナム=カーター, CBE(Helena Bonham Carter, CBE、1966年5月26日 - )は、イギリスの女優。ロンドン郊外のゴールダース・グリーン出身。父親のレイモンド・ボナム=カーターは銀行頭取、母親のエレーナ(旧姓カジェホン)は心理療法士。兄が2人いる。大叔父は映画監督のアンソニー・アスキス、曾祖父は第一次世界大戦開戦時のイギリス首相ハーバート・ヘンリー・アスキス。母方からスペイン人とユダヤ人の血を引いている。ウェストミンスター・スクールで学んだ後、ケンブリッジ大学に合格していたが、女優としてのキャリアを考え入学をやめている。1983年にテレビ映画でデビュー。1985年公開の『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』、翌年公開の『眺めのいい部屋』で国際的に注目を集める。コスチューム・プレイ作品の出演が多いことからコルセット・クィーン(corset queen)やイングリッシュ・ローズ(English rose)という愛称を付けられた。しかし本人は、そのような堅苦しいエドワード7世時代のイメージで語られることを嫌っているという。1997年公開『鳩の翼』でロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。2005年に第18回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された『女たちとの会話』(劇場公開題『カンバセーションズ』)にて最優秀主演女優賞を受賞した。2007年公開の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で当初予定されていたヘレン・マックロリーに代わってベラトリックス・レストレンジ役を演じた。また、同年公開の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』などでゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) にノミネートされた。2010年公開の『英国王のスピーチ』ではジョージ6世の王妃エリザベス・ボーズ=ライアンを演じ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞し、さらにアカデミー助演女優賞にもノミネートされた。2012年、イギリス王室より大英帝国勲章の第三位にあたるCBEを受賞した。過去に映画『フランケンシュタイン』で共演した映画監督ケネス・ブラナーと交際していた時期もあった。現在は映画監督ティム・バートンと(正式な結婚はしていないが)ロンドンで暮らし、2003年10月4日に長男(ビリー・レイ・バートン)を、2007年12月15日長女(ネル・バートン)を出産。バートンと交際し始めてから、コスチューム・プレイ(衣装劇・時代劇)への出演が激減し、バートン作品の常連となる。バートン作品では特殊メイクが多いため「またティムは特殊メイクをあなたにさせるの!」と実母が憤慨すると言うが、本人はバートンの才能を尊敬しており、意に介さない。2014年に破局を発表。フランス語が得意で、全編フランス語の映画(『恋人たちのポートレート』)に出演したこともある。
出典:wikipedia
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