ギョルギ・ガリッチ（, 1984年3月8日 - ）は、ハンガリー・ソンバトヘイ出身のオーストリア代表サッカー選手。ポジションはディフェンダー（主に右サイドバック）。2016年9月現在無所属。「ギョルギ」の名はハンガリー語名「ジェルジ」のドイツ語読みで、ドイツ語名「ゲオルク」（Georg）に相当する。ハンガリー生まれで、1998年に両親とともにオーストリアに移住した。それと同時に、オーストリア・ブンデスリーガのSKラピード・ウィーンに入団する。育成部門、サテライトチームを経由し、プロ契約を得る。18歳でオーストリア・ブンデスリーガにスタメンに定着。20歳でオーストリア国籍を取得し、オーストリアU21代表にも選出されるようになった。2006年8月29日にセリエBに属するSSCナポリへ移籍する。新天地でもチームの主力メンバーとしセリエA昇格に貢献。2007-08シーズンは活躍の場をセリエAに移し、前シーズン同様レギュラーとして活躍した。2008年7月1日、アタランタBCへ移籍した。アタランタではレギュラーとして35試合に出場する活躍をみせ、2009年6月30日にはアタランタが所有権を全て買い取り完全移籍した。2010年8月9日、ボローニャFCへ移籍。2015年8月14日、SVダルムシュタット98に移籍した。2016年8月30日にクラブを退団。U-21オーストリア代表ではキャプテンも務め、2006年10月のリヒテンシュタイン戦でフル代表デビュー。デビュー戦でいきなりゴールも決めた。以来、代表に定着しEURO 2008に出場した。

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