松本 博之（まつもと ひろゆき、1946年 - ）は、大阪府出身の法学者。専門は民事訴訟法。大阪市立大学名誉教授、元龍谷大学教授。ドイツ語で執筆した論文やドイツの研究書の翻訳も多く、我が国で最もドイツ民事訴訟法学を吸収した研究者と言われる。例えば、民事訴訟制度の目的論では権利保護説、訴訟物理論においては二分肢説など、ドイツの通説理論を日本の民事訴訟法と整合的に理解したうえで展開する。

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