


長野 せりな(ながの せりな、1994年9月29日 - )は、日本のタレント、元アイドル。旧芸名、長野 瀬里菜(読み同じ)。千葉県出身。前所属事務所ボックスコーポレーション。女性アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバー。1998年、4歳で雑誌のチャイルドモデルとしてデビュー。2005年8月、『ちゃおサマーフェスティバル2005 東京会場』で開催された、「きらりん☆ガールコンテスト」でグランプリを獲得。2007年、ボックスコーポレーションに所属し、4月から翌年3月まで、前田希美、小島藤子と共に、おはガールとして『おはスタ』にレギュラー出演。ジュニアアイドルとして、グラビアにも多数出演する。12月、1st写真集『Serina』を刊行。ファイブ☆エイト、ストレイドッグプロモーション所属時代は、「長野 瀬里菜」の名で活動していた。特技は、水泳・トロンボーン。趣味は、音楽鑑賞・アニメ関連・プリクラ・お菓子作り。アヒル口にしてしまう、困惑すると顎や首を弄ってしまうなどの、無意識な癖がある。天然の黒目の大きさが自慢。兄がいる。フクロモモンガを飼っていて、名は「ちょびすけ」。自己流のパフォーマンスに「ぷにぷに〜」がある。所属していたアイドリング!!!関連の場などで、決まり文句として用いていた(詳細は後述)。また、自身のブログでは「ばいにー☆」という台詞で締める特徴がある。幼い頃は喘息で、その克服を兼ねて水泳を7年間習っていたほか、母の影響で茶道も習っていた。小学校では吹奏楽部に在籍し、トロンボーンを担当していた。アイドリング!!!の11thライブ(森本さやか歌唱「NO.NEW YORK」)、12thライブ(「ラブマジック♡フィーバー」)ではベースを披露している。両親が栄養士の資格を持っており、中学校では家庭科部で部長を務め、料理や裁縫などの活動を行っていた。得意料理はオムライス、ハンバーグ。また、パン教室に通った経験があり、ミルクパンやメロンパン、クロワッサンなどを作ることができる。テレビゲーム『太鼓の達人』が得意であり、目隠しのハンデをつけても、後輩の伊藤祐奈に圧勝した。2012年12月9日、「ジャイアントカプリコ×アイドリング!!! スペシャルライブ」内で行われた「カプリコクイーン決定戦!!!」で初代カプリコクイーンに選ばれ、ジャイアントカプリコ一生分を獲得した。2013年12月15日に行われた「カプリコクイーン決定戦!!!2013」でも、Dorothy Little Happy、東京女子流、アップアップガールズ(仮)、そして公募から勝ち上がったアイドルグループ「だいやぁ☆もんど」から選ばれた代表メンバーを破り、カプリコクイーンを防衛した。小学2年生の時から、「おはガール」に憧れており、小学6年生時には一度芸能界を引退していたが、おはガールのオーディションを受けるために今の事務所(ボックスコーポレーション)に履歴書を送り、オーディション合格とともに正式契約となった。『おはスタ』で共演していた山里亮太やアンガールズと『アイドリング!!!』の番組で共演した際は、あまり親しげに振る舞わなかったが、本人は「当時から時間が経っているため、何か気まずい感じがある」と語った。なお、山里自身はアイドリング!!!の中の推しメンとして長野の名を挙げている。2009年12月23日、「ぷよぷよアイドリング!!!」としてメンバーと共に『おはスタ』にゲスト出演し、山寺宏一や鉄拳と久しぶりに共演した。アイドリング!!!では13号、イメージフラワーは「コスモス」。歴代メンバーの内、森田涼花・河村唯・酒井瞳・朝日奈央・菊地亜美・三宅ひとみ、ミシェル未来・小林麻衣愛と同期だった。加入当時は13歳であり、当時のメンバー18人中最年少であった。朝日とは同学年であるが、誕生日の遅い長野のみが最年少とキャラ付けされることが多かった。4歳から芸能活動を始めたため、芸歴はアイドリング!!!メンバーで最長である。番組では10周年、15周年といった節目の年には、長野がフィーチャーされた企画が、レギュラー番組『アイドリング!!!』で放送された。メンバーやファンからは、名前通りに「せりな(さん)」と呼ばれることが多く、アイドリング!!!公式HPでも愛称として紹介されていた。名をもじった愛称としては「せりにゃん」があり、橋本楓・伊藤祐奈・玉川来夢など一部の後輩メンバーが使用する他、一時期の『アイドリング!!!』地上波放送では、こちらが愛称として紹介されていた。また、その長い芸歴から「姐(ねえ)さん」と呼ばれる事もある。加入当初は、これまでの芸歴で得た経験を発揮しようとして、周囲から引かれる程自己表現が激しかったが、大人に成るにつれ次第にそのような面は無くなっていった。最年少だったキャラ付けも、新加入してきた年下の橋本楓に移り、あまり特徴の無くなった自分を、「ザコキャラ」と自虐するようにもなった。メンバーからは後輩も含め、弄られ役のような位置づけに落ち着いた。メンバーや番組MCバカリズムから「サバサバしている」「意外とドライ」と言われる等、実像はあっさりした性格だが、「アイドル」を意識している際には、過度なまでにアイドル要素を前面に押し出していた。メンバーやファンからは、普段との落差も含めてしばしばネタにされ、「ビジネスぶりっ子」と称されたこともある。番組では、ぶりっ子にいら立つバカリズムから、ド突きや罵声を食らう掛け合いが定番となっていた。容姿については自ら「童顔」と語っており、「黒髪だと本気で中学生(にしか見えない)」と感想を漏らしたこともある。アイドリング!!!とアイドリングNEOとのCD対決の際には、既に19歳になっていたが、「ロリコンのファンは、年少メンバーの多いNEOのほうに流れる」という話題の中で、「見た目だけならいける」と倉田瑠夏から名指しされた。アニメ好きや、家庭科部など非体育会系のイメージではあるが、2009年に『アイドリング!!!』のDVDで体力測定を行った際、20mシャトルラン62回(1,240m)の好記録で、参加メンバー中1位であった。また、アイドリング!!!が「ザ・コーポレートゲームズ東京2014 リレーマラソン」に出場した際には、風邪のため欠場となった橘ゆりかの区間も急遽担当した。横山ルリカからは、「一見ゆるキャラだけど実は根性がある」と評されている。歴代メンバーのうち、遠藤舞・外岡えりか・伊藤祐奈・石田佳蓮・佐藤麗奈とは同じ事務所に所属していた。同期で学年も同じ朝日奈央とは、朝日が「加入してからずっと一緒にいる」、長野も「朝日のような子に出会えたことは財産」と語るなど、加入当初から非常に仲が良い。一方でライブのMC等では、毒づいたり貶すことが多い為、他メンバーからは「アンチ朝日」とネタにされる。先輩メンバーの中では、外岡えりかを非常に慕っており、一期生の殆どに対し敬語を使う中で、唯一タメ口で会話している。プライベートで遊ぶことも多い。後輩メンバーでは、大川藍・尾島知佳・高橋胡桃らと親密で、特に年齢も下の高橋のことは、妹のように可愛がっていた。一方で大川とは、後輩であるが自分より年齢が上という歪な関係から、「互いに上から目線」というライバル意識を指摘されている。尾島とは、同い年で千葉県在住という共通点があったが、長い間お互い興味がなく、「電車で見かけても、互いに気付かないふりをするような関係だった」と述べている。しかし、2013年の春頃から急激に距離が縮まり、長野は尾島について「唯一無二の存在」と称している。また以前は、互いを紹介する際は「おじ」「せりなちゃん」と呼称していたが、2013年冬頃から「知佳」「せりな」と名前で呼び合っている。他に酒井瞳や橘ゆりかとは、ビデオゲームやアニメといった、サブカルチャーの嗜好で繋がりがある。2014年9月に20歳の誕生日を迎えた時点で、2期生全員が20歳以上になり、メンバーからは特別の想いで祝福されている。同郷の尾島知佳は、御祝いをしに20歳になる日付深夜0:00、直に長野の自宅を訪れている。尾島はその日「ザ・コーポレートゲームズ東京2014リレーマラソン」に出場し、疲労困ぱいした体での訪問だった事もあり、長野は感激して涙した。また昨年、カレンダー発売記念イベントの場で「10代最後の写真集を出したい」と発言しており、それは20歳の誕生日直前にイメージDVDがリリースされた事で、一応の目標は達成した。そのDVD発売記念イベントの際では「20歳になり、グループでは中堅となったので、今後は後輩達に何かしらしていきたい」と大人への自覚を語っている。「ぷにぷに〜」というパフォーマンスを、レギュラー番組『アイドリング!!!』(第374放送回から)で使用し始めた。披露する機会が減った時期もあったが、その後はライブの自己紹介で必ず行うようになり、自己の象徴として定着していった。アイドル廃業にあたり、自身の卒業公演で開催名の副題にも採用され、その公演を最後に一旦封印中である。誕生のきっかけは、菊地亜美が長野を形容する際に使った動きと擬音を、小泉瑠美(現・長谷川瑠美)が組み合わせて物真似したことである為、しばしば「『ぷにぷに』の生みの親は小泉瑠美」という紹介がなされ、本人も「瑠美姉さんから貰ったもの」と認めている。自身が20歳を迎えた後、たまたま小泉と会った際に「20歳になったから新しい『ぷにぷに』を考えてあげる」と言われたという。披露する際の動きは、手で影絵の「狐」の形を作り、曲げた3本の指を動かしながら「ぷにぷに〜」と語尾を伸ばしコールするというもの。特にライブの際には、観客に「せーの!」とタイミングを図る声かけをしたうえで、共に行うのが慣例となっていた。2014年12月28日、ニューシングル『ユキウサギ』のリリースイベントを開催したダイバーシティ東京プラザにおいて、翌年3月のライブ公演をもってのグループ卒業を表明した。かねてからの目標であった声優への道を、本格的に目指ざす事を正式に明かし「声優の世界が甘くはないのも承知の上で、卒業に後悔はない」と述べている。卒業は大学に入学した頃から意識するようになり、二十歳になったらと決めていた。内部で正式に決定したのは2014年8月のことで、それまでに元リーダーで事務所も同じ遠藤舞に何度か相談していた。決定後、遠藤には改めて報告した他、丁度この時期に卒業を「発表」した菊地亜美にも、「次は私だから」と既に伝えていた。現役メンバーの殆どは、12月の卒業表明時に初めて知ることになったが、朝日奈央・尾島知佳・高橋胡桃など、一部の親しいメンバーには事前に打ち明けていた。以前からアニメ関連の目標については時折公言しており、次へのステップが明確であるため、嗜好を知るメンバー達は、前向きな発言をしている。2015年3月28日に開催したライブ公演をもって、グループを卒業した。当初は2年ぐらいだろうと思っていた活動が、7年間も続いた感慨を述べている。実際は人前に立ち、プレッシャーに晒される事が厳しかったこれまでの想いを語り、当初は活動していく自信が無く、何度か辞めたいと考えていたが「思い止どまったのはメンバーがいたから」だと明かしている。また、「メンバーが大好きで離れるのが一番辛い。メンバーしか友達がいない」と、本音も晒している。卒業公演に至るまでの間、後輩・伊藤祐奈の急遽な卒業表明や、グループの解散騒動が起こっており、自身の卒業行事の影が薄くなったのは否めなかった。しかし本人は恨み節を吐く事もなく「これも、ザコ(雑魚)のクオリティだから」と、伊藤やファンを気遣っている。また、ザコキャラの後継者には、橘ゆりかや関谷真由の名を挙げ、立場が弱かったと自称する自身を比喩にして、両名に暗なエールを送っている。今後は、当初の宣言通り声優を目指していくが「アイドルじゃなくなった自分から、きっと人は離れていく。そんな事はないと言ってくれても、実際は多分そうなの。自分の本当の人間性が試されるのは、ここから」だと、ブログで想いを綴っている。卒業直後の4月5日に行われた『アイドリング!!!FES 2015』では、所用で現場を訪れていたところ、同期から強引に誘われる形で急遽ステージに登場した。アニメや漫画、特撮作品が好きで、『アイドリング!!!』内でも頻繁に語られる(2009年時点で、1週間のTVアニメ録画本数は15本、漫画蔵書数は100冊以上。但し自らが購入したもののみで、ファンからのプレゼントを加えると200冊を超えるという。2010年には500冊以上になり、天井まである本棚があっという間に埋まったという)。また、自身の兄についても「オタク」と称している。森田涼花が『侍戦隊シンケンジャー』に出演していた頃、『アイドリング!!!日記』で、「特撮ファンの長野」が「特撮に出演中の森田」に今後の展開を(挙動不審、かつ半ば強引に)聞き出そうとするという、コントめいた「すぅちゃんから何か聞き出したいせりなちゃんの巻」というコーナーがあった。後に谷澤恵里香が『古代少女ドグちゃん』に主演した際には、同様のコーナー「ドグちゃんから何か聞き出したいせりなちゃんの巻」も行われている。『アイドリング!!!』内で定番ネタとなっていた滝口ミラと森田涼花の喧嘩コントに、特撮ファンとして森田を支持する展開で参加したこともある。将来的な目標の一つに声優を挙げ、専門学校に通いたいという。憧れの声優は水樹奈々・田村ゆかり。また平野綾も好きで『平野綾だけTV』を視聴しており、その平野綾がヒロイン「ルーシィ・ハートフィリア」役を演じる『FAIRY TAIL』のオープニングテーマにアイドリング!!!の曲「S.O.W. センスオブワンダー」が選ばれたこと、その曲の衣装がルーシィのものをモチーフに制作されていることを非常に喜んだ。アニメに関して、同好の士である橘ゆりかの加入後は、2人で騒ぐという場面も増えた。番組企画「ヱヴァンゲリヲンスナック おまけ全部そろうかな?」においては、解説という立ち位置のAD植松を差し置いて、知識を披露することもあった。また、その放送のオープニングでは、橘と共に涼宮ハルヒシリーズのラジオのオープニング曲である「最強パレパレード」の振り付けを披露した。アイドリング!!!担当ディレクターだった森洋介に、一年半前に貸したまま未返却だった『魔法少女まどか☆マギカ』のDVD5枚を、森が紛失していた事実に驚愕し怒り泣きした。これまで見せたことのない冷めた表情になり、アニメに関しては悪ふざけを許さない態度を示していた。サブカルチャー作品のコスプレをフィーチャーしたバラエティ番組『コスコスプレプレ』で、番組が特番放送に移行した初期の頃に、アシスタントMCでレギュラー出演していた。番組内では様々なコスプレに扮し、業界現場を紹介して盛り上げに貢献している。アイドリング!!!卒業の際には、当番組のブログで送別特集が組まれた。その後の同年夏には、番組主催イベント『2015 ONE PIECEスペシャル』に特別出演している。
出典:wikipedia
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