中山 勉(なかやま つとむ、1954年9月 - )は日本の農芸化学者(食品機能学)。学位は農学博士(東京大学・1985年)。日本獣医生命科学大学応用生命科学部教授、静岡県立大学客員教授。静岡県立大学食品栄養科学部学部長(第6代)などを歴任した。東京大学農学部農芸化学科を卒業し、東京大学大学院農学系研究科にて修士課程を修了する。国立がんセンター研究所研究員、名古屋大学農学部助手、ルイジアナ州立大学客員教授を経て、静岡県立大学に移る。食品栄養科学部にて助教授を経て教授となり、大学院生活健康科学研究科教授も兼務した。2007年には食品栄養科学部の学部長に就任した。当初は食品栄養科学部食品科学科に所属していたが、その後、食品生命科学科に変更した。生活健康科学研究科では食品栄養科学専攻に所属していた。2013年に静岡県立大学から日本獣医生命科学大学に移り、応用生命科学部の教授に就任し、食品科学科に所属した。また、古巣である静岡県立大学では、同年4月より客員教授を務めることとなった。そのほか、日本フードファクター学会では理事を務めていた。食品機能学を専門分野としている。食品成分の分析や、食品成分による活性酸素由来の酸化の抑制といった研究を行っている。21世紀COEプログラムに採択された「先導的健康長寿学術研究推進拠点」プログラム、および、グローバルCOEプログラムに採択された「健康長寿科学教育研究の戦略的新展開」プログラムでは、食品機能成分の作用するメカニズムについての研究を担当している。茶葉に含まれることで知られるカテキンについての研究が、マスメディアなどに取り上げられることが多い。共同執筆した論文「Human Serum Albumin as an Antioxidant in the Oxidation of (−)-Epigallocatechin Gallate: Participation of Reversible Covalent Binding for Interaction and Stabilization」は、『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』に掲載された。この論文は、2011年から2013年にかけて同誌に掲載された論文の中で最も被引用数が多かったことから、BBB Most-Cited Paper Awardが授与されている。
出典:wikipedia
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