JRカードとは、JRグループのみどりの窓口・旅行センターで乗車券・特急券など各種乗車券の購入に使用できるクレジットカードの一つである。国鉄時代の1985年(昭和60年)に当時の有力クレジットカード会社8グループ45社との提携により発行されたJNRカードを起源とする。8グループは以下の通り。JNRカードは1985年8月23日より全国の主要駅のみどりの窓口で試験的に取扱を開始した。会員募集は同年7月1日より開始。当初は関東・関西地区でのみ募集していたが、翌年には本格実施し、全国で会員を募集した。国鉄分割民営化後は現行名に改称し、JR旅客各社が共同商品として継承した。しかしその後、本州各社と北海道は自社独自のハウスカードを発行し(北海道はその後新規申込を停止したが、2010年に再度参入)、また1990年代後半からJR各社とも国際ブランド(VISA、MasterCardなど)のクレジットカードの取扱を開始したため、みどりの窓口で唯一使えるクレジットカードとしての特殊性は失われた。その為に、JCB、三菱UFJニコスのDC、NICOSブランドはJRカードでの個人会員新規発行を停止した。法人会員は継続。JRカードを利用して、みどりの窓口や券売機で購入したきっぷの券面には「クレジット」と表示され、一般のクレジットカードで購入したきっぷと区別される(一般のクレジットカードでは「C制」と表示され、購入したJR旅客会社や旅行会社以外では変更や払戻が制限される)。ただし、JR西日本が行なっている電話での予約サービス(5489サービス)で、通話中にJRカードで決済をした場合(駅での決済を除く)は、システム上一般カード(国際ブランド)としての扱いになり、「C制」と印字されて発券される(変更や払戻の扱いも一般カードと同等に制限される)。一般のクレジットカードと同様に払戻の際には購入したJRカードが必要。ない場合や取扱不可の窓口、やむをえず車内で取扱う場合などは払戻証明を受けることで、その時刻に払戻したのと同じ扱いとなる。実際の払戻(返金)手続は元の発売日から1年以内に取扱窓口に証明済きっぷと購入したJRカードを持参して行う必要がある。
出典:wikipedia
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