スターバレリーナは日本の競走馬・繁殖牝馬。おもな勝ち鞍は1993年のローズステークス。産駒に中日新聞杯の優勝馬グランパドドゥ、重賞2勝のアンドゥオールなどがいる。※戦績の馬齢は旧表記(数え年)とする。スターバレリーナは、母ベリアーニがリズンスターの仔を宿した状態で輸入され、日本で出産された持込馬である。父リズンスターは、アメリカの三冠馬・セクレタリアトが晩年に生み出した代表産駒で、プリークネスステークス・ベルモントステークスなどの優勝馬。アグネスフローラ等、牝馬の活躍馬を数多く輩出した長浜博之厩舎に入厩したが、デビューは4歳(1993年)4月と遅れ、春のクラシックレースには間に合わなかった。2戦目で初勝利を挙げると、4戦目からは2連勝し、さらにGIIローズステークスでも、上がり3ハロン34秒3という末脚で、ケイウーマン以下に3馬身差をつける圧勝。「秋の上がり馬」として一気にエリザベス女王杯の有力馬となった。レース当日は、春に桜花賞・優駿牝馬(オークス)を制し、史上2頭目の牝馬三冠がかかるベガを押しのけて一番人気に支持されたが、ホクトベガの9着に終わる。5歳(1994年)は中距離路線を選ぶ。緒戦の大阪杯こそ8着と凡走したが、その後は京阪杯でネーハイシーザーの2着、高松宮杯(当時は芝2000メートルのGII)では、マーベラスクラウンやアイルトンシンボリ、ウイニングチケット等を抑えてナイスネイチャの2着と、牡馬の強豪相手に善戦。秋も朝日チャレンジカップでツルマルガールの3着、毎日王冠でもネーハイシーザーの3着と善戦したが、秋のGIシーズンを前に故障のため長期の休養を強いられる。6歳(1995年)は高松宮杯から始動したが、レースで折り合いを欠き、短距離路線に転じるもセントウルステークス2着が目立つ程度で、自身2度目のGI挑戦となったマイルチャンピオンシップ7着を最後に現役を引退した。騎手は、長浜厩舎の主戦騎手である河内洋が全17戦中15戦で手綱を取り、残りの2戦は中舘英二が騎乗した。通算17戦4勝1996年より生まれ故郷の社台ファームで繁殖生活を送る。繁殖成績は優秀であり、初産駒(1997年生)のグランパドドゥ(父フジキセキ)が母の果たせなかったオークス出走を果たし(5着)、2001年の中日新聞杯を制する。第2子のスパルタクス(1998年生、父サンデーサイレンス)もオープンに昇格し、第3子アンドゥオール(1999年生、父ブライアンズタイム)はマーチステークス、東海ステークスを勝つなどダート路線で活躍。まずまずの活躍馬を輩出している。2011年2月28日に死亡。その後2012年になってグランパドドゥの仔パドトロワがアイビスサマーダッシュ、キーンランドカップを制して孫世代から重賞勝ち馬を輩出。さらに、第5子ステレオタイプの仔ロゴタイプが2012年の朝日杯フューチュリティステークス、2013年の皐月賞を制し、孫世代からGI競走・クラシックレース優勝馬が輩出された。
出典:wikipedia
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