浜北駅(はまきたえき)は、静岡県浜松市浜北区沼にある遠州鉄道鉄道線の駅。駅番号は13。島式ホーム1面2線の地上駅。直営駅である。昼夜問わず列車交換が行われる。その他に側線が1本設置されている。かつては当駅折り返しの定期区間列車も存在した。一番東側の線路(側線)とホームは1979年4月30日まで1往復設定されていた新浜松 - 浜北間の区間列車用のホームの名残である。区間運転の無くなった現在では留置のために稀に使用されるのみで、旅客扱いは行われていない。但し、「浜北夏祭り」等のイベント開催時に新浜松 - 浜北間の臨時列車を運転した際に使用した実績がある。近年は廃車となった車両を遠州西ヶ崎駅で解体する際に、解体場所確保の為に移動する機関車と貨車の疎開留置に使用されることもある。駐輪場(収容320台)は駅の西側に存在する。かつての駅舎は2階建てでテナントが数店舗入っており、遠鉄の駅としては最大規模の駅ビルだったが老朽化により取り壊され、現在の駅は待合室を含め駅舎のみとなっている。旧駅ビルのテナントの一部は駅前の再開発ビル「なゆた・浜北」に移転して営業を継続している。2015年4月1日には、待合室に遠鉄トラベル浜北駅店がオープンした。また、かつては駅の北西にあった日清紡績浜松工場(1997年閉鎖)への専用線が分岐しており、繭や綿花、生糸などの貨物輸送を行っていたが1973年に廃止された。現在、工場跡地には大型商業施設のプレ葉ウォーク浜北が建っている。1924年(大正13年)7月1日から1937年(昭和12年)10月6日まで、浜北駅と同じ地点に西遠鉄道(西遠軌道)の貴布禰駅が所在しており、現在の天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線(日本国有鉄道二俣線)宮口駅の南側にあった西遠鉄道宮口駅までの4.8 kmを結んでいた。国鉄二俣線の開業が決まったことにより廃止となった。開業当時の地名は浜名郡北浜村大字沼だったため仮駅名は沼駅だったが、沼よりも大きな集落だった隣の貴布祢への最寄り駅として貴布禰駅と命名された。その後、北浜村が1956年に浜北町に町制施行し、さらに1963年に浜北市に市制施行したため、駅名も1977年に現在の浜北駅に変更された。「貴布祢」は1875年に当時の木船村と木船新田村が合併したときに誕生した地名で、この時に「木船」を「貴布祢」に改めて貴布祢村としている。その後誕生した「浜北」は、「浜名郡の北部に位置する町」が由来となっている。2013年度(平成25年度)の乗車人員は544,589人(全18駅中3位)、降車人員は568,326人(同3位)である。主として通学・通勤用に利用される。1980年度(昭和55年度)以降の乗車人員および降車人員は次の表のとおりである。のりばは駅前ロータリーにあり、バス停名は、遠鉄バスとコミュニティバスは「なゆた浜北」、浜松バスは「なゆた浜北駅」、十全病院シャトルバスは「浜北駅」だが、同一の場所に並んでいる。
出典:wikipedia
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