タラクシア人（Talaxian）はアメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する架空のヒューマノイド型異星人。地球人、バルカン人、ベイジョー人などの一般的な外見と異なり、皮膚の斑点やモヒカン調の生えた毛など、かなり変わった外見をしている（歴代のスタートレックシリーズのレギュラーに必ず一人は存在する「最も凝ったメイクをしたキャラ」である）。男女とも外見はほぼ同じで、男性は顎の横に毛を生やしている。これは性感帯でもある。名前や地名などの固有名詞に必ず “x”（日本語ではク+サ行）が入る。タラクシア人は母星のタラックス（日本語翻訳版ではタラクシア星）や衛星のライナックスなどに住んでいたが、ハーコニア人との戦争になった際、メトリオン・カスケード爆弾でライナックスがまるごと爆破され30万人が死亡、2356年にハーコニアに無条件降伏し占領下に入り、支配されることを嫌った種族の多くが流浪の民となった。このためニーリックスに限らずタラクシア人は、メトリオン・カスケード爆弾やハーコニア人を大変憎んでいる。本来温厚な種族だが、現在多くが貧しい流浪生活を送っており、中には詐欺行為に手を出す者もいる。タラクシア料理は独特のスパイスを豊富に使用しており、異星人の口には合いにくい。タラクシア人には遠縁にはマイリーン人がおり、両者の婚姻もしばしば行われる。タラクシア人と比べると体の色や模様がさらに独特で、きつい体臭を持つ。タラクシアの艦隊はまだ活動しており、初期のエピソードではU.S.S.ヴォイジャーの危機に他のタラクシア人やタラクシア艦隊が駆けつけるなど実質的な同盟関係にある。

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