『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(うそつきみーくんとこわれたまーちゃん)は、入間人間による日本のライトノベル作品。挿絵は左。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より全10巻。また、『電撃文庫MAGAZINE』(アスキー・メディアワークス)に短編が4度掲載され、それらは短編集(全1巻)に収録されている。略称は『みーまー。』2011年1月現在、シリーズ累計130万部。第13回電撃小説大賞応募作で、受賞には至らなかったものの大幅な改稿を加えて刊行された。第1巻「幸せの背景は不幸」の帯では「第十三回の電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作」と紹介されている。「このライトノベルがすごい! 2010」(宝島社)で7位にランクイン。内容はホラー小説に近いが、全編を通じてパロディネタが多用されているのが特徴。投稿時は、主人公の性別が逆であった。登場人物の名前は大半が作者の通学していた大学やその沿線にある愛知県、特に名古屋市の地名や駅名に由来する。また、インタビューにて西尾維新の影響を受けたと答えており、本作は西尾維新の戯言シリーズのオマージュが取り入られている。表紙はマユの正面、裏表紙はマユの背面が描かれているが帯下にちょっとした仕掛けがあり、カバー裏にも仕掛けが施されている。挿絵が他のライトノベルに比べて少ないのも特徴。作中・あとがき・その他外部において完結は明言されていないが、第6巻のラストは作品の区切りを示唆するものとなっており、著者は2009年1月より新シリーズ『電波女と青春男』の執筆を開始。その後、2009年4月に発売された第7巻のあとがきでシリーズの継続が正式に表明された。『電撃文庫マガジン』にて実写化が発表された。また、これを元にした佐藤敦紀作画よるコミカライズが製作された(詳細は後述)。舞台は、小学生兄妹の失踪事件と連続殺人事件が同時に起きている田舎町。そこでは、8年前にも誘拐事件が起きていた。8年前の被害者である「みーくん」こと「僕」は、「まーちゃん」こと御園マユと再会を果たし、同居を始める。ところが、マユの自宅には、失踪したとされた小学生の兄妹がいた。名前の後ろの数字は初登場巻数、または短編のタイトル。なお、名前のみ先に出ていた場合はカウントしない。2人の子供が誘拐され1年近くにわたって監禁、暴行と性的虐待を加えられた。「僕」もマユもこの事件の被害者である。登場人物たちの事件に関連する真相とその後の影響については以下。Voltage of Imaginationより発売。bermei.inazawaが楽曲を手掛けている。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘』として『ヤングエース』(角川書店)にて2010年10月号から2011年2月号まで連載された。内容は実写映画版を元にしているが、原作の要素も取り入られている。2011年1月22日に角川映画で公開の実写映画。略称は『みーまー』。監督は瀬田なつきで、今作がメジャー映画デビュー作となる。主演は大政絢。電撃マガジンにて実写映画化が発表された。原作の世界観をそのまま映像化すると映倫のレイティング対象になることから、ラッシュ試写以前の脚本の段階から映倫と相談しながら撮影を進め、結果「G指定」となり年齢制限を回避した。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん episode.0 回遊と誘拐』は、2010年12月10日より映像配信サービス『Movie Gate』で先行配信され、2011年1月28日にDVDが発売予定のスピンオフ作品。収録時間約19分。2人が再会する直前の物語で、入間人間自身が書き下ろした映画プレストーリー。封入特典として書き下ろし小説2編「回遊と誘拐」と「ある殺し屋の見逃したもの」を同梱。映像特典として染谷将太初監督作品の短編『episode.0.38あの子とパーマ』も収録。
出典:wikipedia
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