『ミクロイドS』(ミクロイドエス)は漫画及びテレビアニメの題名。異常進化し知能まで身につけた蟻・ギドロンが、改造昆虫を率いて人類に牙を向く。発達しすぎた科学が引き起こした歪みがギドロンを生んだのだ。ギドロンによって改造されたが脱走に成功したミクロ化人間(ミクロイド)の3人と、ギドロンの存在を知った少年・美土路学(みどろ まなぶ)は人類の未来を守るためギドロンの脅威に立ち向かう。アニメ版と同時企画の漫画版が、週刊少年チャンピオン(秋田書店)に1973年3月26日号から同年9月3日号まで連載され、少年チャンピオン・コミックス全3巻として単行本化された。連載開始当初は、手塚が提案した『ミクロイド』にアニメ製作会社が『Z』を付けた『ミクロイドZ』というタイトルが使用されていた。しかし、アニメ版のスポンサーがセイコー(当時:服部時計店)に決まると、「Z」はライバル企業のシチズン時計株式会社(CITIZEN)を連想させるという理由から、セイコー(SEIKO)の「S」に変更された。なお、漫画版の設定では、敵幹部のジガーがヤンマの兄でアゲハの婚約者となっており、ストーリー展開もアニメ版とはかなり異なる。NETでの放送時間が26分の為、放送時間が26分用(キー局バージョン)と30分用(ローカル局バージョン)が作られた。原作の重いテーマ性は排除され、単純明快なヒーローものとして映像化されている。ヤンマ・アゲハ・マメゾウは同じコンセプトのミクロイドであり、基本装備としてミクロイドスーツとヘルメットを着用している。頭部のヘルメットから伸びる刃・ミクロイドナイフを武器とし、普段はスーツ背部に収められている羽を伸ばして飛行が可能。第7話でのアゲハの台詞(「羽が傷ついた」ヤンマに自分の羽を貸そうと思っていたという主旨のもの)や回想シーンで別の服を着ている場面があることからスーツは着脱可能であることが伺える。なお各人固有の能力は次の通り。キー局バージョン(EDは、なし)ローカル局バージョンキー局バージョンでは7話からOPが「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」に変更された。その際、「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」はOPの45秒に収めるためにアップテンポで再録音され、シングルレコードの音源も差し替えられた。放送時に発売されたシングルレコードは初期盤とアップテンポ盤では収録内容が異なる(型番はどちらも同一のため、実際に聴かない限り初期盤とアップテンポ盤の判別は不可能)。アップテンポ版が正規版とされ、その後のオムニバス盤やCDなどにも収録されている。初期版の「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」は下記サウンドトラックでCD化されている。1973年9月1日は「ダブル世界タイトルマッチ」放送のため休止。ほか2009年3月27日に全話収録のDVD-BOXがエイベックス・マーケティング(現:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)より発売された。
出典:wikipedia
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