周南バイパス(しゅうなんバイパス)は、山口県下松市から周南市に至る国道2号のバイパス。かつて国道2号は旧徳山市の市街地を貫く形で通過しており、通過交通と市街地内で移動する交通が輻輳して渋滞が激しい状況となっていた。特に、旧国道188号と合流する遠石(といし)交差点は当時一日3万台と交通量も多く、かつ変形交差点であるため、渋滞、交通事故多発地点となっていたこともあり、これらの解消を目的として市街地の北側を通過するバイパスが建設され、1975年(昭和50年)に開通。1983年(昭和58年)8月28日には、全線の4車線化が完成した。旧道は現在山口県道347号下松新南陽線となっている。バイパス名称は、沿線地域の名称である「周南地区」に由来している(周南市の発足はバイパス開通後の2003年)。バイパスの開通後に沿線で公団住宅(周陽二丁目団地)などの宅地開発やロードサイド店舗の進出などが相次ぎ、現在では周南市街地を構成する主要道路の一つとなっている。一方で、当初より4車線で計画されたが、交通量の増加や周辺の市街地化の進展に伴い、国道315号交点である三田川(みたがわ)交差点を中心に渋滞となっている。このため、国土交通省は三田川交差点の立体交差化を含む周辺約3.5km間の道路改良事業「周南立体」に2008年度(平成20年度)より事業着手している。なお、この付近に並行する旧道は6車線であり、バイパスより車線数が多いという状況である。2005年度(山口河川国道事務所 基礎データ 交通量より)平日24時間交通量(台)
出典:wikipedia
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