神奈川中央交通大和営業所(かながわちゅうおうこうつうやまとえいぎょうしょ)は、神奈川県大和市下鶴間2775-1に位置する神奈川中央交通の営業所。営業所略号は「や」。東京都町田市南地域を中心に、神奈川県大和市、横浜市北西部、座間市、海老名市などの路線を担当する。なお、大和営業所管轄の操車所として、以下3つの操車所が存在する。このうち、鶴間操車所管轄の、主に東京都町田市内発着の路線と津02、津03、横04、90系統およびコミュニティバス、特定・貸切輸送などは大和営業所が直接担当するものの、それ以外の鶴間操車所管轄路線(主に海老名市、座間市、大和市、横浜市旭区、瀬谷区の路線)と、中山操車所の全て(主に横浜市北西部の路線)は、それぞれ各神奈交バスに管理委託されている。以下、町田バスセンターを町田BC、町田ターミナルを町田TMと略す。町田BCから都道140号(成瀬街道)方面へ向かう路線は非常に多く、運行本数も充実していたが、成瀬街道および周辺道路に起因する慢性的な激しい渋滞により減便が繰り返され、また時間帯によっては運行されない系統もあり、現在は本数の削減と短距離路線への振替が行われる傾向にある。2010年1月15日までは町73を中心に町70・72・75の各系統が混ざる形だったが、2010年1月16日の改正で町73・74・75・94を中心に運行する形になり、その他の路線は朝のみ運行されることとなった。さらに、2014年8月31日の改正では長津田駅北口バスロータリーの供用開始に伴い路線再編を実施し、同ロータリーに乗り入れる町77を新設し、長津田駅(南口)および青葉台駅発着の町72・73は廃止され、町70は十日市場駅行きのみの運行に変更された。町田BCから成瀬高校前停留所まで、各系統を合わせて毎時4本程度(土休日は毎時3本程度)の運行となる。町70は十日市場駅への路線。後述する廃止された町71や町73の区間便や出入庫的な性格を持っており、かつては2時間に1本程度の運行があり、併せて毎時1本程度(町73・町75などと合わせて毎時4 - 5本程度)だったが、2014年8月31日の改正で休日朝1本の町田BC発十日市場駅行きのみが片道運行されるようになり、2016年10月16日の改正では町田BC発十日市場駅行きを廃止して十日市場駅発町田BC行きが休日朝1本のみ片道運行に変更された。町73は、かつては成瀬街道方面の路線の主力として運行され、過去には毎時2本以上が確保されていたものの、町75などへの短縮振替もあり末期では毎時1本程度の運行となっていた。2014年8月31日の改正で1度廃止されたが、2016年3月22日の中乗り方式への変更に合わせて町71(後述)が系統分割されたため、平日朝1往復のみの運行で復活した。90系統は町71の区間便に相当し、2014年8月31日に新設され平日朝2往復のみの運行。東急バス(青90)と横浜市営バス(90系統)が運行する系統に参入する形となった。また、青葉台駅 - 中山駅北口間で3社局共通定期券の設定・取り扱いがあり、東急バス青90・横浜市営バス90系統のほか神奈中バス90系統でも共通定期券が利用可能。町74・町93・町94は成瀬台方面への路線。但し、町田から成瀬台へは主に町田営業所が担当する町76(三ッ又・市役所市民ホール経由、毎時2本程度)が担っており、こちらは毎時1本程度の運行となる。なお、朝夕は薬科大学を経由しない町74、日中は薬科大学経由の町94で運行され、薬科大学止まりの町93は通学時間帯のごく少数のみ。町75は成瀬駅までの路線。町73の区間便としての性格が強く、2000年代初頭まではさほど多く運行されておらず、特に休日の運行はほとんどなかった。しかし、後の渋滞対策で町73の運行本数が減少するのと引き換えに増発が続き、2013年現在は平日は毎時2本程度、土休日は毎時1本となっている。町77は町73を短縮した路線で長津田駅北口への路線。運行本数は概ね町73時代を踏襲しており1時間に1 - 2本運転しているが、町田BC発の始発便は朝5時台と早くなっている。なお、町77の系統番号は過去に町田BC・TM〜若葉台中央線(廃止)の番号として使用されていたため、本路線は2代目となる。町92は、町田市街地からほど近い高ヶ坂団地への路線で、本数も毎時2本程度確保されている。これは、高ヶ坂団地と町田市街地の間に、芹ヶ谷川の侵食による深い谷戸(渓谷)があり起伏に飛んだ地形で、徒歩や自転車などでの行き来はやや辛く、乗客数が見込める事が理由として考えられる。なお、終点の高ヶ坂団地には折返所がなく、常駐する警備員の誘導でバス停前のT字路を使って方向転換する。成瀬街道方面の路線と比べると本数は多いが、町田街道は片側1車線で渋滞が激しく、定時運行が困難である。こちらも元々は頻発していた。日中は、毎時2本程度運行の町83および町85が中心となり、毎時1本程度運行の町87・町84と合わせて毎時6本程度の運行されている。以前は町87を中心に運行されたが、長津田辻停留所から下鶴間停留所までの短距離の間に、交通量の多い町田街道・国道246号・国道16号(大和バイパス)・東名高速道路・保土ヶ谷バイパス・246号旧道・16号旧道(八王子街道)などとの交差・合流が連続しており、慢性的な渋滞で通過が困難になる場合がある事、また利用の中心が概ね町田BC - 町谷原付近である事から、比較的短距離の町83・85が増便され、長距離の町87は減便されつつある。なお、出入庫は必ずしも町87で行われる訳ではなく、国道246号線経由で直接すずかけ台駅やつくし野駅、成瀬駅、長津田駅などへ回送し、そこから町田街道経由あるいは成瀬街道経由の路線バスとして町田BC・TMへ向かうものがある。町82は、つきみ野駅・中央林間駅・南林間駅・鶴間駅東口経由大和駅までの長距離路線(町80)を短縮し、町田駅側のみ存続し運転しているもの。運行本数は一日5本程度と少ない。東京都シルバーパスの有効区間は、町田BC・町田TM - 坂下停留所(町田市鶴間)まで。2009年4月6日に新設。金森二丁目で町田街道から都道56号(藤沢街道)に入って南町田駅へ向かう。途中に狭隘路があるため専用の中型車が用いられる、神奈中本体の中型車は町89用に用意された3台のみであるため、検査や故障等の場合には藤沢神奈交委託の中型車が代走する場合がある。成瀬台の住宅地を通る短距離路線。平日土曜の日中および休日はつくし野駅発着を中心に、朝夕は成瀬駅発着を中心に運転される。つ01・成01は、最も基本となる成瀬台への路線。成04はこれをこどもの国駅まで延伸したような路線で、2000年の道路整備進展に伴って新設された。平日・土曜日中はつ01・成01・成04がそれぞれ1本ずつの毎時3本程度、休日日中はつ01・成04が1本ずつの毎時2本程度運行される。つ02・成05は、朝夕に一部存在する薬科大学経由の成瀬台線。当初つ03の一部として成瀬台発つくしの駅行の片道のみ設定されたものだが、2014年のダイヤ改正で往復運行化されると共に成瀬駅発が設定され、この際つ02系統に改められた。なお、つ02という系統番号は、過去に昭和薬科大学止まりとして設定されていたことがあるため二代目となる。つ03・成02は、成瀬台へ行かず東玉川学園四丁目へ向かう路線。但し、成瀬台線と比べると本数は多くなく、つくし野発が毎時1本程度、成瀬駅発は主に通学時間帯の運行となる。成03は、成瀬駅から横浜市奈良地区の南西部、あかね台ともほど近い新興住宅街を経由し、こどもの国駅へ向かう路線。毎時1本程度運行される。運行開始当初は、こどもの国駅まで向かった後、そのまま現・成04の経路をなぞるように走り、横浜市内に設置された成04専用の成瀬台停留所(現在の駒狩公園前停留所付近)まで運行されていた。その後の道路整備や住宅造成の発展に伴い、成04を新設し、奈良経由の成03はこどもの国駅止まりに変更された。横浜駅西口 - 鶴ヶ峰駅間は、横04・05・横52が合わせて毎時4本程度、鶴ヶ峰駅 - 大貫橋間は横04・間01・05・115・峰02が合わせて毎時6本程度運行されるなど、運行本数は少なくない。しかし、いずれも経路上の大半を占める国道16号の渋滞に巻き込まれる事があり、遅延することも多い。横浜駅西口 - 下白根橋間では、後述の神奈中・横浜市営バス共同運行路線の62系統や、横浜市営バス単独運行路線の92系統(いずれも急行運転)が運行されるため、この区間においての各停留所停車便という位置付けにあり(相鉄バス旭10系統の横浜駅西口発着便なども同様)、急行バスに抜かれることも多い。2015年1月12日の中山操車所移転に併せて新設された路線。車両の出入庫を兼ねている関係で本数は少ないものの、この路線の新設により鶴ヶ峰駅と千丸台団地・白山高校方面の相互移動が一本のバスで出来るようになった。横浜市営バス保土ケ谷営業所との共同運行路線で、神奈中バスとしては唯一担当する横浜駅西口発着の急行バスである。全区間で横浜市営バスとの共通定期券の設定・取り扱いがある。横浜駅西口 - 下白根橋間が急行運転区間で、途中、洪福寺・峯小学校前・和田町・上星川・川島町・梅の木・西谷駅前のみに停車。当初は横浜営業所笹下車庫が担当で、その後舞岡へ移管、さらに当営業所との共管になり、現在では神奈中担当便が全て当営業所が担当する。2007年3月31日までは相模鉄道も担当していた。2007年4月1日からは横浜市営バス担当便はそのままに、相模鉄道担当便を神奈中の担当に振り替えており、62系統の横浜市営バスと神奈中バスの便数の比率は概ね1:2程度である。2007年12月1日から、日中の横浜駅発を千丸台集会所まで延伸した。ただし、横浜駅行きは終日従来通り千丸台団地発で運行している。横51と01系統の竹山団地発着便が元から神奈川中央交通が運行している路線であるのに対し、01系統の横浜駅発着便は横浜市営から全便移管され、2007年10月1日より運行を開始した。01系統は松本から国道1号を経由し、和田町交差点で国道16号に入る。横浜駅西口方向は横浜市営バスの87・202系統が並行して頻繁に運行しているものの、岡沢町方向へはこの01系統と昼間のみ運行される横浜市営・201系統がそれぞれ1時間に1本程度走るのみ。その後、01系統横浜発着便・横51系統共に梅の木から鴨居・中山方面へと進む。横51は朝のみ運行、01系統は終日毎時1本の頻度で運行されている。中山駅 - 竹山団地線は01系統の支線で、日中運行である。本線と違いこちらは元から神奈川中央交通も運行していた。なお、本線・支線共に、横浜市からの本線移管後に行先表示などでのみ系統番号を「1(系統)」に変更している。このほか、現在でも中山駅 - 緑車庫では系統番号非表示であるが1系統として横浜市営バス緑営業所が運行している。瀬01は間14の区間便で、八幡神社前には折返場が無いため、付近の東名高速道路の側道とガード下をラケット状に折り返し、側道の反対側で小休止する。瀬03は2003年7月1日に新設。瀬31は、2008年8月16日に境30と共に相模鉄道より移管された。相鉄時代は旭31として運行し、2008年4月20日までは細谷戸第三が終点だった。間14・15は鶴間駅と瀬谷駅・三ツ境駅を結ぶ。需要の多くは瀬谷駅 - 八幡神社に集中しており、この区間を運行する瀬01の方が若干本数が多い。間15は平日1本のみで、同駅では往復の経路が異なる。2007年4月1日に横浜市営バス港北営業所より移譲され、横浜市道路局の横浜市生活交通バス路線維持制度による維持対象路線となった。横浜市営時代は新横浜駅 - 保土ケ谷車庫間の運行であったが、移譲に際し峯小学校前 - 保土ケ谷車庫間の1区間を廃止し、洪福寺、天王町駅前経由で保土ケ谷駅西口まで延伸された。神奈中バスの一般路線では初の新横浜駅乗り入れ路線となったと同時に、神奈中バスとしては珍しく川崎鶴見臨港バスの一般路線と接続するようになった。新横浜駅 - 川島住宅間は途中で羽沢団地に立ち寄りながら基本的に横浜市道環状2号線を通行し、川島住宅 - 洪福寺間は国道16号、洪福寺 - 保土ケ谷駅間は旧東海道を通る。新横浜駅 - 羽沢団地前間では横浜市営バス129系統と並走する(ただし、129系統は八反橋 - 羽沢団地前間を天屋経由で運行している)。交通量が多い道路を走行するため、状況によってはバスの遅延が懸念される。平塚営業所担当の本厚木駅 - 新横浜線の廃止以降は、当路線が神奈中バスで唯一の新横浜駅乗り入れ路線である。以下の路線は全て横浜市営バス緑営業所との共同運行。長津田駅(南口)発着長津田駅北口発着南01は土曜は1往復、休日は1.5往復運行される。国道16号を一部で走行するため、遅延する場合も多い。南02は2003年7月1日に開設された途中ノンストップの路線。並行する町87などとは異なり、国道246号の新道を経由する。2011年6月13日には南町田駅→マークスプリングス間を町87等と同様の旧道経由で結ぶ南03を新設。20時以降の夜間に運転される。南林間駅と小田急相模原駅、日産(カレスト座間)を結ぶ路線。小松原入口まで両系統が並走する。運行本数では日中1時間に1本程度の小02よりも、区間便にあたり日中1時間に2 - 3本程度の林03の方が多い。林03の一部便は藤沢神奈交バスによって運行している。海03・海08は海老名駅東口から相鉄線の南側のエリアを行く路線である。運行本数が少なく、海03は70分に1本程度、海08は平日、土休日とも早朝の海老名駅東口行き、夜間の鶴間駅行き各1本のみの運行となっている。海10は国分から座間駅に向かい、座間駅から台04と同じ経路で相武台前駅に至る路線。平日朝夕は1時間に2本程度、平日日中と土休日は1時間に1本程度の運行である。下02・綾76は相模線(下02のみ)・小田急小田原線と相鉄線を短絡する路線の一つ。綾76はかつて相鉄バスとの共同運行路線であったが、2006年1月22日付で相鉄バスが撤退したことで神奈中の単独運行になった。系統番号は相鉄バスの担当営業所の頭文字+数字2桁表記であり、神奈中バスでは珍しく相鉄方式の系統番号が採用された。しかし、相鉄バス撤退後も境30・瀬31とは異なり、系統番号の頭文字が相鉄バス綾瀬営業所を示す「綾」のままである。運行本数は1時間に2本程度であるが終車がやや早めとなっている。台04は日中は1時間に1本運行される。立野台下停留所は以前は停留所名が座間中央病院であったが改称された。台12も1時間に1本の運行で、小田急小田原線と江ノ島線の駅同士をショートカットする路線である。大和市コミュニティバスを参照。座間市コミュニティバスを参照。町田市・金森地区コミュニティバス運行協議会との3者にて運営される。一般路線ではあるものの町田市の補助により運賃制度が異なる町田市民バス「まちっこ」と違い、こちらはコミュニティバスではあるが原則として町田市からの補助金が無く、通常の神奈中の運賃制度をとっており、PASMO(Suica)・東京都シルバーパス・カナちゃん手形などが使用出来る。綾瀬市コミュニティバスとは愛称が似ているが関連はなく、車体の色や担当営業所も異なる。黄色い小型CNGノンステップ車(三菱ふそう・エアロミディME)が使用される。近年の規制緩和により、多数の路線が廃止・移管されている。本項では、規制緩和以前とそれ以降に分けて路線を解説する。11月16日に海老名・座間方面の路線を中心に大改編が行われ、運行されなくなった区間が多数出た。2002年11月16日に新設されたが、2003年2月16日に廃止された短命系統。2008年2月12日に廃止された。町田市金森地区コミュニティバス・かわせみ号(町田駅ルート)試験運行の開始後、一定期間が経過しても運行に必要な最低限の収入が得られないこと、比較的近い経路の一般路線(町89)が存在することから、2012年9月30日に廃止となった。車両は成瀬駅ルートと共用の三菱ふそう・エアロミディME(CNG車)3台が充当されていたが、町田駅ルート廃止により余剰となった1台は、まちっこ用予備車として町田営業所へ転属している。なお、町田駅ルートは、折返所のない町田駅南口へのアプローチのため、境橋を渡り相模原市内の鹿島神社付近を経由するが、相模原市内に停留所はなかった。また、この区間に存在する「町田駅南」交差点が土休日の日中時間帯に限り直進禁止となる。ため、土休日ダイヤの場合、南口へ行かず市営駐車場入口(JR町田駅ターミナル口の裏口となる)を起終点とし、付近の道路をラケット型に折り返して運行していた。高01の運行開始と同時に運行系統の整理が行われ、2012年12月15日に廃止された。長津田駅北口ロータリーの新設に伴う路線再編で、2014年8月31日に廃止された。なお、青55は東急バスとの共同運行を解消した扱いとなっており、神奈中の撤退後も引き続き東急バスが運行する。町73は前述の通り、2016年3月22日に復活している。町73と東急バス・横浜市営バス運行の青90・90系統を組み合わせたような路線(歴史的には町71が先に開設)で、平日朝に1往復のみ運行されていた。かつてのダイヤでは休日1便のみ中山大橋経由ではなく「都橋経由」となる系統が設定されていたが、実際は他の便と同じく中山大橋経由で運行されていた模様で、「都橋経由」は2010年のダイヤ改正で正式に廃止となった。中山大橋経由についても、2016年3月22日の中乗り方式への変更に合わせ、町73と90系統に系統分割される形で廃止となった。神奈中バスではほとんどの路線で乗降方法・運賃支払い方法が前乗りまたは中乗り前降り・運賃後払い、もしくは前乗り中降り・運賃前払いのいずれかで統一されているが、当路線は町田BC側が前乗り前降り・運賃後払い、中山駅北口側が前乗り中降り・運賃前払いと、青葉台駅を境に乗降方法・運賃支払い方法が異なっていた。町71で青葉台駅を越えて乗車する場合は、次の手順で利用する必要があった。当営業所は、大型車では神奈川中央交通最後の4メーカー配置区で、現在でも大型車では日産ディーゼル以外の3社の車両が在籍する。鶴間操車所配置車は相模ナンバー、中山操車所配置車は横浜ナンバーであり、中山操車所開設時に鶴間から移った車両はナンバープレートも変えられた。鶴間操車所配置車はノンステップバスの増備が進められているのに対し、中山操車所配置車は横浜市内を中心に走行するもののワンステップバスがほとんどを占めている。他の神奈中バスの営業所と同様に比率の高い三菱ふそう車はエアロスターワンステップ車が多いが、ノンステップ車も若干数が配置されている。現在は鶴間操車所配置の大型車はほぼ三菱ふそう車に統一されている。大型ノンステップ車は舞岡操車所からの転入車3台、横浜営業所からの転入車3台が中山操車所に配置(そのうち4台は三菱ふそう・エアロスターSで、他は三菱ふそう・エアロスターノンステップ車2台である)されているほかは鶴間操車所に集中配置となっており、鶴間操車所配置の大型ノンステップ車は町田市からの補助金を受けて導入されているため町田方面の運用が多いが、横浜市内での運用も見られる。藤沢神奈交バス発注の神奈交カラーのエアロスターが2台在籍する。2015年12月・2016年1月・同年2月には三菱ふそう・エアロスターノンステップ車が中山操車所に1台ずつ導入されている。いすゞ車は、当時富士重工製ボディが標準だった日産ディーゼル車が在籍し、メンテナンスの関係上富士重工製ボディを持つ車両がやや優先的に配置されていたのが特徴だが、茅ヶ崎営業所とは違い、純正ボディであるキュービックの配属歴もある。現在はエルガを中心に多数が中山操車所に集中配置され、三菱ふそう・エアロスターとともに中山操車所配置の大型車の主力となっている。2013年1月にはいすゞ・エルガハイブリッドノンステップ車が中山操車所に1台導入されている。日野車は、いすゞ・エルガとの統合車種であるブルーリボンIIが導入されている。外観はエルガとほとんど同じで、区別は困難だが、社番の書体に双方で若干の違いが見られる。現在のところや048の1台のみで、中山操車所に配置されている。中型車はいすゞ・エルガミオと日産ディーゼルからのOEM供給車である西日本車体工業ボディの三菱ふそう・エアロミディSを中心に配置されている。日産ディーゼル車は2009年までに全車廃車され、三菱ふそう・エアロミディMKも1台のみにまで減少しており、現在はいすゞ・エルガミオが過半数を占めている。中型ノンステップ車は10台配置。中型車は藤沢神奈交バスに管理委託されるが、町89用の3台は神奈中本体に配置されている。小型車は、大和市コミュニティバス「のろっと」用の日野・ポンチョや、町田市コミュニティバス「かわせみ」用の三菱ふそう・エアロミディMEや、座間市コミュニティバス用、大和市コミュニティバス「やまとんGO」用のトヨタ車が所属する。このうち、町田市コミュニティバス「かわせみ」用の小型車はCNG車となっている。なお、2012年12月に1台が町田営業所へ転属した。大和市コミュニティバス「のろっと」用の三菱ふそう・エアロミディMEは、2015年度に日野・ポンチョに代替済。2015年12月に舞岡営業所から三菱ふそう・エアロミディME2台を中山操車所に転入されていたが、2016年7月に廃車。他に特別支援学校・企業等輸送用に、それぞれ特定車が配置されているが、これらはすべて鶴間操車所に配属されている。
出典:wikipedia
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