コウキ (紅木、)は、マメ亜科の小高木の1種である。インド南部・スリランカ原産。他に、コウキシタン、ミツバシタン、サンタルシタン、シタンなどの和名がある。ただし、正確にはシタンはツルサイカチ属(の複数種または1種)であり、本種(コウキ)をシタンとするのは誤りだという指摘もある。属名もシタン属とするのは誤りとされるので、ここではインドカリン属とする。また、この種をヤエヤマシタン、インドシタン、インドカリンとする資料もあるが、これらの和名はカリンに充てるのが普通である。インド南部原産。山岳材は緻密で固く、製材木屑は紅色で、空気に触れて黒褐色となる。日本では古くから三味線の棹などに使用される高級銘木の1種である。自生する紅木資源の減少が著しく、現在ワシントン条約(CITES)付属書2類に指定され、国際取引に規制がある。インド国内法等でも取引が厳しく規制されている。2008年現在では中国の高級家具市場での需要と価格の高騰により、日本の三味線業界等への供給はほぼストップした模様である。中国で使われる「紅木」の意味は、広くは銘木(特に色が赤〜黒い木)の総称であるが、種類が多く市場でも混乱してきたため、2000年に中華人民共和国国家標準 GB/T 18107 として以下の5属33種を紅木と定めた。なお、中国の植物学上「紅木」というのはベニノキのことであって、上記の「紅木」と異なる。
出典:wikipedia
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