龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつに数えられる。開湯は約1300年前とされているが、弘法大師による開湯伝説も残っている。また、役小角が発見した後、難陀竜王のお告げによって弘法大師が開湯したとも言われている。江戸時代には紀伊国を統治した紀州藩とも関わりが深く、藩主が湯治を行うために、初代藩主徳川頼宣が上御殿・下御殿を作らせた。ただし、藩主の湯治は実現せず建物は村民に与えられた。上御殿、下御殿はそれぞれ旅館となり、上御殿の建物(国の登録有形文化財)は現在も宿として使われている。中里介山による時代小説『大菩薩峠』やその映画化作品において、主人公・机龍之助が目を癒した所として採り上げられ、全国的に有名になった。1996年(平成8年)5月2日、環境庁告示第26号により、国民保養温泉地に指定された。龍神温泉・湯の川温泉・川中温泉は、1989年に「日本三美人湯」として姉妹協定を結んだ。1989年以後持ち回りで「美人の湯サミット」を開催していたが、2004年のサミットが最後になった。2016年には共同でのプロモーションの試みが行われた。
出典:wikipedia
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