『カスミ伝』(カスミでん)は唐沢なをきの漫画。忍者漫画に、主にパロディと実験要素を加えたギャグ漫画作品。本稿では続編『カスミ伝S』(かすみでんず)・『カスミ伝△』(かすみでんさんかく)についても扱う。「月刊少年キャプテン」1987年5月号初出の読切「忍法十番勝負」が全ての始まりとなる。この読切は元々アニドウから発売予定の漫画雑誌に掲載されぬまま預けていた漫画原稿のリライト版である。キャプテン88年1月号の読切「カスミ伝・蟹風味」を経て、1988年から連載開始。連載終了後も掲載誌を変えて、続編が描かれてきた。1話毎に、漫画としての表現・演出に趣向を凝らしたつくりとなっており、メタフィクションとして捉えられる作品も多い。「月刊少年キャプテン」1988年4月号から1989年4月号まで連載。4月号から6月号分は「青春篇」と名付けられ、正式な連載ではなかった。連載にあたっては、最終回までのネタを書いてあらかじめ編集者からの了解をとっていた。後に作者は回想して、苦難であった持ち込み時代の鬱屈が入っていると述べている。「アスキーコミック」1995年6月号から9月号及び「月刊コミックビーム」1995年12月号から96年12月号まで連載。前作より実験要素が高まり、編集者に絵を描かせたり、シールを貼って完成させる漫画や赤いページで赤いものが見えなくなる漫画など造本から対応しなければならない作品もあった。「月刊マガジンZ」1999年8月号から2002年4月号まで連載。単行本では、カバーの表紙および裏表紙が丸く切り取られている。飛騨忍者のくのいち少女カスミが仲間の忍者たちとともに、毎回様々な任務をこなしていく。主に根来忍者との対決が多い。
出典:wikipedia
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