美祢駅(みねえき)は、山口県美祢市大嶺町東分字平城にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線の駅。美祢市の代表駅である。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、構内の南東側(1番のりば)に接して駅舎があるほか、2・3番のりばとは構内踏切で結ばれている。場内信号機/出発信号機の配置上、1番のりばが上り本線、3番のりばが下り本線であるが、上下線ともにいずれののりばからの発着も可能である。しかし2009年3月14日現在、2・3番のりばの使用は休止しており、同のりばの出発信号機や場内信号機は覆い板で被覆されているほか、駅南端側の各線路には枕木による仮設の車止めが設置されている。また、構内踏切への降り口が蓋で塞がれており使用できないようになっている。長門鉄道部が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。美祢線の中間駅では唯一みどりの窓口が設置されているほか、かつては売店とうどん屋が営業していたが、それぞれ2008年(平成20年)と2007年(平成19年)に閉店している。特定日のみ当駅始発の列車が設定されている。※旅客案内上の「のりば番号」は駅舎側から順に付番されているが、列車運転指令における番線番号は駅舎反対側から順に付番されているため、それぞれが逆転している(1番のりばの線路番号は「3番線」、2番のりばは「2番線」、3番のりばは「1番線」)。かつて併設されていた日本貨物鉄道(JR貨物)の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅であった。旅客ホームの北500mほどの場所に「美祢ヤード」と呼ばれる小規模な操車場があり、ここから南東方向へ伸び宇部興産伊佐セメント工場へ至る全長2kmほどの専用線があった。かつては石炭輸送で多くの貨物列車が発着していたが、大嶺炭鉱の閉山により石炭輸送は廃止された。また、宇部港駅への石灰石輸送は宇部興産専用道路の開通後は同道路を使用したトラック輸送に順次切りかわり、1998年(平成10年)に廃止された。その後も当駅と山陰本線岡見駅の間にはタキ1100形で編成された専用貨物列車が1日1往復運転され、伊佐セメント工場からは炭酸カルシウム(石灰石)が中国電力三隅火力発電所へ、逆に三隅火力発電所からはフライアッシュ(石炭灰)が伊佐セメント工場へそれぞれ輸送されていたが、この列車は2013年に運行を休止、そのまま2014年に廃止された。1日の平均乗車人員は以下の通りである。駅は一方にのみ開かれており、駅裏への自由通路は設けられていない。美祢市の中心部の北西端に位置する。駅の南側を国道435号、東側を国道316号が通り、国道435号のさらに南側を厚狭川が流れている。いずれのバス会社も窓口はない。なお、駅東側の保線区構内に船木鉄道美祢営業所が位置する。
出典:wikipedia
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