定光寺駅(じょうこうじえき)は、愛知県春日井市玉野町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である。玉野川(庄内川)の渓谷右岸に立地。川沿いの崖にへばり付くようにつくられた駅であるが、隣の古虎渓駅と同じく、1時間に数本程度電車が停車し、なおかつ車でのアクセスも比較的容易であるので、秘境駅とは必ずしも言えない。とはいえ、旅館やホテルが軒を並べていることからもわかるようにホームから見る景色は風光明媚であり、名古屋駅から30分程度で行ける秘境気分が満喫できる駅として知られている。駅の所在地は春日井市であるが、川を挟んだ対岸は瀬戸市であり、駅名の由来となった定光寺は瀬戸市側にある。相対式ホーム2面2線を有する地上駅。下りホームへは線路下を横断するためトンネルからアクセスする。国鉄時代に無人化された後しばらくは簡易委託駅となり駅の入り口脇の売店で近距離乗車券を販売していたが、現在では高蔵寺駅管理の無人駅となっている。自動改札機の設置は無く、TOICAは簡易改札機による対応である。「春日井市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。また通勤、通学での利用客は殆どが瀬戸市民である。かつて、多治見駅 - 高蔵寺駅間には14箇所のトンネルがあり(現存は9号が解体され13箇所)、これらの工事では20名以上の犠牲者がでたという。定光寺駅の近くに工事殉職者の慰霊碑がある。これらのトンネルは、1966年(昭和41年)に愛岐トンネルの完成で複線電化により廃線となったが、2009年(平成21年)2月に「愛岐トンネル群」として近代化産業遺産・続33に認定されている。一般公開の日には当駅が最寄となるため、多数の来場者で混雑する他、快速の一部臨時停車が行われ、派遣された職員が対応に追われる。
出典:wikipedia
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