元郷(もとごう)は、埼玉県川口市の町名。現行行政地名は元郷一丁目から元郷六丁目。川口市南部の南平地区にあり、東京都との都県境近くに位置する。一丁目から六丁目までが存在し、人口は17,290(2006年)で、川口市で最も人口の多い町となっている。芝川の東岸にあたる。川口元郷駅が町の中にあるため、この地域は川口元郷と呼ばれる場合がある。川口駅に近く、2001年に川口元郷駅が開業するなど、交通の面で優れている。埼玉都民が多く住むこの町の人口構成としては、若年層が多く、東京との結びつきが非常に強い。住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば元郷5-17-6の地点で18万9000円/mとなっている。室町期に当地を治めていたのは岩槻方の武将である平柳氏であり、元郷は平柳領十五ケ村(元郷村、弥兵衛新田村、領家村、新井方村、十二月田村、樋爪村、二軒在家村、上新田村、中居村、小淵村、辻村、前田村、川口村、飯塚村、浮間村)の本村であった。1933年までは南平柳村の役場が所在しており、現在でも南平地区の中心地となっている。区画整理により従前の元郷町・領家町の各一部から成立した。現在は南平地区と呼ばれているが、南平は南平柳の略であり、平柳とは前述の平柳氏に由来する。この町は、川口などと並んで鋳物生産が盛んであった土地で、昭和期までは町の大半が工場地帯であった。東京のベッドタウンとしての開発が進むにつれて、工場が減り、マンションなどの住宅が増えていった。また、その当時日本で最も高かった集合住宅のエルザタワー55もここに建てられた。現在では住宅が非常に密集しているため、周辺の道路の混雑が問題となっている。※青木とは橋梁上の一点で接する。
出典:wikipedia
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