酒田地区広域行政組合(さかたちくこういきぎょうせいくみあい)は、山形県の酒田市・庄内町・遊佐町の1市2町で構成する一部事務組合。2008年(平成20年)4月1日付けで統合新設された組織であり、消防部門とごみ処理などを担当する清掃部門を併せもっている。前身はそれぞれ、酒田地区消防組合(消防業務)、酒田地区クリーン組合(清掃業務)である。※以下、右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。平成25年4月1日現在2008年4月1日付けで、酒田地区消防組合と酒田地区クリーン組合は統合され、酒田地区広域行政組合が設立された。この統合により、重複する総務部門をひとつにして行政組織の簡素化をはかり、効率的・効果的な運営が期待される一方、市議会では「仕事の内容が違うクリーン組合(ごみの清掃処理担当)を、消防組合に編入統合することには無理がある。」「職員の削減が負担増につながるのではと危惧する。」「公の仕事に何でも効率というのは馴染まない」という意見も出された。編入統合後もこれまでどおり、消防署の消防・救急体制や家庭ごみ・廃棄物処理等の受付について変更はない。それまで消防本部と消防署が入居していた酒田市千石町1丁目の庁舎は1974年(昭和49年)に完成したものであり、老朽化が進行していた。それに加え、119番通報を受ける通信指令台が古い型のものであり更新が望まれていた。そこで2009年4月より、酒田地区の消防本部機能を酒田市平田総合支所内に移転したものである。なお、実際に通報に応じる出動隊は現庁舎に残るため、消防活動に変更はない。しかし2014年5月29日、酒田市側は消防署庁舎の耐震性が低いことと、津波浸水想定区域にあることを理由に庁舎を移転し、本部機能も新庁舎に再移設する方針を酒田市議会で報告した。移転に関する事業費であるが、新庁舎を移転改築した場合30~35億円ほどの経費が必要になるという。今回の移転計画では、平田総合支所内の改修、最新式の高機能消防指令センター設備の導入および平田分署の車庫を平田総合支所庁舎に増築する内容で、事業費は約6億円となっている。新築で対応した場合と比べ大幅な事業費の圧縮が図られている。
出典:wikipedia
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