磯部町（いそべちょう）は、三重県志摩半島に位置する町である。2004年10月1日に志摩郡阿児町、大王町、浜島町、志摩町と合併し、志摩市磯部町となった。伊勢志摩国立公園及び志摩半島のほぼ中央に位置する。東西約13.45km、南北約9.83kmに及ぶ。昭和の大合併に際して、磯部村が中心となったことから磯部町となった。この「磯部」という地名は「伊雑」（いざわ・いぞう）とともに神代から使用されていたとされる大変歴史のある地名である。由来として『磯部町史』は「古来磯部氏によって開拓された地域であったこと」を挙げている。また磯部町の歴史を記述した『神路川 磯部小史』では、先の説を否定し、「磯に広がる部民の集落であったこと」としている。歴代町長なお、最後の町長西井一衛は志摩市の初代市長が選出されるまでの間、市長職務代理を務めた。2000年現在のデータ（平成12年国勢調査結果）磯部・的矢・成基の3地域に分けられる。人口は2006年4月現在。旧志摩郡磯部村域。特に☆印を付した地区は「磯部九郷」と称し、磯部の御神田（伊雑宮御田植祭）の当番区となる。旧志摩郡的矢村域。的矢中学校・的矢小学校の校区に対応。旧度会郡神原村の東部地区。

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