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パノムサーラカーム郡

パノムサーラカーム郡はタイ中部・チャチューンサオ県にある郡(アムプー)。パノムサーラカームとは「山の全家」という意味である。パノムサーラカームはアユタヤ王朝時代には地方として存在していた。ラーマ3世(ナンクラオ)の時代、チャオプラヤー・ボーディンデーチャーがラオスやクメールを攻撃し、捕虜を連れてこの地域に住まわせた。パノムサーラカームの住民の一部はこれらの捕虜の子孫である。パノムサーラカームは長らく地方の中心都市であったが1894年に郡(アムプー)として成立した。バーンパコン川の支流の形成した平地にある。郡内はほぼ平地であるが山もあり代表的なものにカオ・ドンヤーン(ドンヤーン山)がタムボン・ノーンヘーンにある。郡には、ターラート川があるが郡内はこの河川しかない。交通は国道304号線が東西に通っており、東にサナームチャイケート、西にチャチューンサオ方面と通じる。国道3096号線が北に延びておりナコーンナーヨック方面と、国道319号線が北に延びておりプラーチーンブリー方面と、国道3347号線が西に延びておりバーンクラー方面と通じる。郡内の主な産業は農業、畜産、漁業、家内制工業などである。主な農業生産品は、コメ、タピオカ、大豆である。郡内には8のタムボンがあり、さらにその下位に86の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。また、郡内には8のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。

出典:wikipedia

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