サイレントプライド ("Silent Pride") は日本中央競馬会に登録されていた元競走馬である。馬名は静かな (Silent) 誇り (Pride) という意味である。おもな勝ち鞍は2008年・ダービー卿チャレンジトロフィー、富士ステークス。半兄に2005年のエプソムカップを制したスズノマーチ(現・乗馬)がいる。2歳時の7月23日に行われた新潟競馬場での新馬戦がデビュー戦となり、1番人気に支持されたがクビ差で2着だった。続く2歳未勝利ではサクラメガワンダーを半馬身差で上回ってデビュー2戦目で初勝利を挙げた。しかしその後新潟2歳ステークスに向けての調教中に骨折して療養することになった。3歳時の3月頃に帰厩し、4月22日の3歳500万下競走が復帰戦で4着となった。続く5月14日の3歳500万下競走を制して2勝目を挙げてオープン馬となった(ただし、次開催から1000万下条件に降級)。その後は初の重賞挑戦となったユニコーンステークスで4着、自己条件の豊栄特別を制して3勝目を挙げたが、レース後にまたも骨折し、療養に入った。骨折明け初戦は3月のアクアマリンステークス(1600万下)だったが、4番人気で制して4勝目を挙げて再びオープン馬となった。その後は重賞戦線を走り、ダービー卿チャレンジトロフィーで4着、新潟大賞典は1番人気で2着、兄弟制覇が期待されたエプソムカップでは1番人気で3着となるなど安定した走りを見せたが勝利は挙げられずに降級となった。しかし降級初戦の漁火ステークス(1600万下)でアグネスアーク(その後札幌記念、毎日王冠、天皇賞〈秋〉を連続2着)らを相手に制し、次走は札幌記念に出走予定だったが、馬インフルエンザの影響で開催が延期となり、延期されたレースでは2番人気に支持されたが11着で、デビュー12戦目で初めて掲示板外の結果に終わった。レース後は休養に入り、復帰戦となったディセンバーステークスをブラックタイドらを相手に制した。この年初戦の中山金杯は1番人気に支持されたが7着、続く東京新聞杯は8着と連敗が続いたが、2年連続出走となったダービー卿チャレンジトロフィーを4番人気で制して重賞初勝利を挙げた。秋初戦は富士ステークス。ここも4番人気で制し、重賞2勝目を飾った。そして後藤浩輝に乗り替わって迎えた本番、マイルチャンピオンシップでは6番人気だったが14着だった。この年は東京新聞杯から始動、3番人気に推されたが、ブービーの15着に終わった。その後、連覇がかかったダービー卿チャレンジトロフィーでは人気通りの9着に敗れた。休養を挟んで京成杯オータムハンデキャップに出走したが、5着に敗れた。その後、連覇をかけて富士ステークスに出走したが、終始後方のまま14着と大敗した。3年ぶりのダート戦となった武蔵野ステークスでは16着と殿負けに終わった。そして2010年3月14日付けでJRA競走馬登録を抹消され、千葉県香取市の北総牧場で乗馬となる。2008年度のJRAブランドCF(テレビ)において、2007年ディセンバーステークス勝利時の画像が使用されている。近親にエリザベス女王杯勝ちのクィーンスプマンテがいる。
出典:wikipedia
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