『ごちそうさま』は、日本テレビ系列で1971年1月11日から1998年3月31日まで、平日のお昼に放送された長寿料理番組である。味の素の一社提供。番組の内容は、ゲストが自慢料理を自ら作って紹介したり、金曜日はレポーターがおいしい店を紹介するものだった。高島時代は年に何回か地方で公開録画を実施、この時はレポーターも出演した。さらに毎週水曜日は高島夫妻だけが受け持つ「ふたりのキッチンルーム」というコーナーがあった。番組エンディング(正確には2回目のCMに入る前)では原則として、高島が「ごちそうさまでした」のセリフで締める(公開録画の放送日で、かつそれが水曜日に該当する場合は「明日は東京のスタジオからお送りします」も加わる)のが基本であったが、1987年5月21日放送分でゲストを招いた際における「(ゲスト)、頑張ってください」や、「ふたりのキッチンルーム」における「お試しください」「失礼いたします」のセリフで締めるなど多少の例外はあった。ゲストが歌手だった場合、試食タイムの前にゲストの歌のコーナーを別途に設けていた。通常は番組中程で披露するのが基本だった(そのためこの場合に限り、試食タイム時にピアノ演奏のBGMはない)が、1985年6~7月にTHE GOOD-BYEがゲスト出演した際に最初のCM明けにいきなり披露されるなど例外もあった。さらに番組内CMでは親会社のみならず子会社のAGFのCMが流れることも少なくなかった(特に1980年から83年頃までにはOP明けから本編に入るまでの1分間を中心にカーク・ダグラス出演の「マキシム」CMに入ることが頻発していた)ことから、ゲストが菓子類を披露した際には試食タイム(おおよその目安としては13:10頃)になると、AGF製品の姿がチラリと映えることが稀にあった。1987年6月20日から1988年9月には『味の素・世界ごちそうさま!!』、同年10月から1989年9月には『味の素ごちそうさまワールド・地球おいしいぞ!!』という派生番組が土曜日の22:00 - 22:30に放送された。番組を終了したきっかけは、単独提供スポンサーだった味の素が「すべてのスポンサーの役割を終えた」ことにあるとしているが1997年に発覚した味の素から総会屋への利益供与事件と、それに起因するCM自粛が原因と見る向きが多い。結果的に番組は1998年3月31日に終了し、27年3ヶ月の歴史に幕を閉じることになる。開始当初は高島夫妻による主題歌が存在(題名不明)。スカンク人形の登場からは、坂田晃一作曲による番組独自のテーマ曲(題名不明)が長らく使われることになる。高島夫妻降板後のテーマソングは、服部克久作曲の「収穫祭」。1971年の開始当初は、蒸気機関車の走る音とBGMでスタート。その後(時期不明)、1987年5月29日放送分までは、番組冒頭で拍手音をバックに、コック帽とエプロンを身につけた着ぐるみのスカンク(「スカンク・タロー」と言う名が有った)が出て来て、フライパンをイメージした銅鑼を「ゴワーン」と叩いた後に番組タイトルが表示されていた。時によって、スカンクが頭を叩かれたり、横槍が入って「ゴワーン」となるなどのバリエーションも有った。また後期にはカワセミの様な鳥の人形が出て来て、スカンクを茶化す事が有った。なお公開放送時は、1日目は収録場所の風景をバックに「ゴワーン」と流し(スカンクは登場しない)、2日目以降はステージで出演者がコントをやり、観客席に居るスカンクが巻き込まれて「ゴワーン」と鳴るものだった。製作者クレジットは銅鑼の音が鳴り終わり、高島夫妻の挨拶に切り替わった直後、画面右下に「製作 日本テレビ」(1978年1月以降は日本テレビ開局25周年を記念して制定された地球を模した「日」の字の新社章も添付されるようになった)のテロップが出てくるだけに過ぎなかったが、1987年6月1日放送分以降における番組ロゴ変更等を伴う大幅なリニューアルと同時に、番組エンディングに固定表示が数秒ごとに切り替わる形で詳細表示されるようになった。番組終了時の提供クレジットは、1982年頃までブルーバックだったが、のちに実写タイプに変更された。さらに1985年12月頃からは提供表示が「当時の旧社紋」+「味の素KK」からオール大文字の「AJINOMOTO」(ただしこれは初代英文ロゴで、現行ロゴではない)に変更された。初期は金曜日のみ『さすらいのくいしん坊』『さすらいの料理人、解決料理王・進』系列は当番組終了時(1998年3月)のもの。
出典:wikipedia
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