『Φなる・あぷろーち』(ふぁいなる・あぷろーち)は、2004年10月7日にプリンセスソフトから発売された、PlayStation 2用の恋愛アドベンチャーゲーム。CEROレーティング15歳以上対象。2004年10月には、テレビアニメ化もされた。2008年2月28日、続編である『Φなる・あぷろーち2 〜1st priority〜』が発売された。あるバレンタインデーの日、水原涼の家に1人の少女が訪ねて来た。彼女の名は益田西守歌。彼女は1包みのチョコと共に指輪を取り出し、強引に涼の指にはめる。それも、無理に外そうとしたら爆発するという言葉と共に。西守歌は更に、自分が涼の許嫁だと語る。こうして涼の、波乱に満ちた結婚相手選びが始まるのであった……。シナリオ担当の三浦洋晃によるお遊びで、主要登場人物の名字は全員「ま行」で始まっている。三浦が手掛けた本作以降の作品では、同様の「名前遊び」が伝統的に行われるようになった。2004年10月2日から2004年12月25日まで、『プリンセスアワー』枠内で全13話が放送された。『W〜ウィッシュ〜』との2本立て放送だが、放送回によりどちらを先に放送するかランダムで決めている(詳細は『プリンセスアワー』を参照)。UHFアニメにあたる。西守歌の行動がより過激になったり(最初の出会いからして「パラシュート降下で水原家に窓から突入」というもの)、事あるごとにキャラクターがちびキャラ化したりするなど、コメディ色が非常に強くなっている。DVD版ではお色気シーンなどの新規映像や次回予告が追加されている。しかし前者に対してはファンから蛇足との声が挙がったため、監督の山本は意外な反応に驚き、メインライターの長谷川は嬉しい誤算と語った。JIVEより2巻が発売されている。著者はゲーム版シナリオ担当の三浦洋晃。2005年8月12日に通販限定で発売されたWindows用ファンディスク。芽生あやめを主人公とした外伝ストーリー「Spring Holidays」と、麻雀ミニゲーム「Φなる麻雀」、壁紙集、システムボイス等が収録されている。2005年11月より、S!アプリ版が配信されている(提供・タイトー)。西守歌・明鐘・百合佳編と美紀&笑穂編に分かれており、後者は2006年3月に追加された(美紀&笑穂編は単独でもプレイ可能)。音声は未収録で、対応機種は256k(Ver.2)とメガアプリ。ゲーム本編中に「水原家の伝統イベント」として登場人物達が麻雀を行うシーンがある。但し選択肢が1つあるだけで、実際にプレイヤーが麻雀を打つ訳ではない。制作当初の予定では、この麻雀の結果は翌日のイベントの発生有無にのみ影響する筈だったのだが、後にそのイベントが笑穂グッドエンドへのフラグの一つに変更されたため、麻雀の勝敗がグッドエンドに直結することになってしまった。アニメ版で麻雀が描かれる事は無かったが、CDドラマシリーズVol.3にて「笑穂=麻雀」というギャグが大々的に使われた。そしてファンディスクに「Φなる麻雀」として麻雀そのものが収録され、「Φなる」シリーズの伝統として定着した。「Φなる・あぷろーち2」に於いても本編に麻雀シーンがある他、単独で制作された「あぷりーち麻雀」がコミックマーケット73やオンラインにて本編発売に先行して配布された。また、PSP版では本編にあぷりーち麻雀も収録されている。
出典:wikipedia
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