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スズキ・セルボ

セルボ ("CERVO") は、スズキが製造・販売していた軽自動車である。車名はイタリア語で牡鹿を指す「Cervo」(チェルヴォ)に由来する。系譜上はフロンテクーペを始祖とする、パーソナル・ユーズをコンセプトとした2ドアの軽スペシャルティカーである。外観では、ヘッドランプを丸型に、フォグランプを角型としてフロントグリル内へ移動、フェンダーミラーをタルボ型からスクエアなデザインに変更、バンパーを大型化するなどの点。ユーティリティーでは、フロンテクーペでは完全な+2仕様だったリアシートを大型化すると共に、可倒式としてラゲッジスペースとして使えるようにもし、併せてリアウインドウをガラスハッチへ変更するなど、大きく手が入れられた。エンジンは、水冷2ストローク直列3気筒539ccを後部に搭載した、リアエンジン・リアドライブ駆動となっている。ドライブポジションは非常に低く、フロントボンネットの中ほどまで脚を投げ出すというスポーツカー的な運転姿勢であり、基本的に2人乗りという考えで設計されていた(法規上は4人乗りの2+2であった)。フロンテ・クーペがミニ・スポーツをコンセプトとしたのに対し、このセルボは女性をターゲットとしたパーソナルクーペへと路線変更されている。グレードはCX-G、CX-L、CXの3種類が存在し、CX-Gのみ10インチスチールディスクホイール(PCDは110mm)&フロントディスクブレーキを装備した足回りを持つが、CX-LとCXは10インチ合わせスチールホイール&総輪(4輪)ドラムブレーキを装備した足回りであった。CX-LのLはLadies仕様を指し、サンバイザーの裏にはバニティミラーを装備。また室内色もCX-Gの黒に対しCX-Lはクリーム色となっていた(CXは廉価仕様)。トランスミッションは4速マニュアルのみ。サスペンションは4輪独立懸架を採用しているが、低いシルエットを実現するためにそのストロークは短くなっている。CX-Gのインパネは、フロンテ・クーペ同様、時計を含め丸型6連メーターを特徴とする。当時、軽自動車市場は、税制面で優遇されていた初代アルトに代表されるボンネットバンタイプに人気が集中していたことから、セルボは販売面で成功したとは言い難いものであった。ヨーロッパへは4ストローク1000ccエンジンを搭載した車種(SC100型)が輸出され、イギリスでは「ウィズキッド (WHIZZKID) 」という名称で販売されていた。より重量のあるエンジンをRRレイアウトに搭載したことによる前輪荷重の不足を補うため、フロントバンパー内にバランスウェイトが装着されていた。この輸出型のエンジンF10Aは、国内向けジムニーにも搭載されていた。武蔵工業大学(現:東京都市大学)が研究していた水素自動車の一連の試作車「MUSASHI」シリーズの1977年の3号車「武蔵3号 (MUSASHI 3) 」のベース車両に採用された。4ナンバーの軽ボンネットバンの設定だけとなる。その為、初代から続くスペシャリティ路線は踏襲しつつも、クーペからスポーツワゴンを意識したボディへと変化している。外装は2代目アルトをベースとして主にボディの後部を変更。「ウェービールック」と名づけられた、後端に向けてうねったルーフ形状が特徴。Cピラーが太く、その付け根に「小さな翼」をイメージしたスポイラーを装備。ルーフ前半はブロンズガラス製のグラスルーフとなっている。内装はダッシュボードは2代目アルト、ステアリングは2代目アルトツインカムから流用。ドアパネルも初代アルトワークスをベースにする等、共有化が図られる一方でインテリアコンセプトに「西部劇に出てくるアメリカの子供部屋」を掲げ、フロントシートはグレーとレモンイエローの2トーンバケットシート、リアシートからトランクルームにかけてはグレーを基調としてアクセントにレモンイエローを配色してフルトリム化している。また10カ所以上収納スペースを設け、収納力にも配慮している。エンジンは、新開発F5B型550ccの直列3気筒SOHC12バルブを搭載し、シングルキャブレター式の3気筒SOHC12バルブエンジンで最高出力は40馬力。駆動方式は前輪駆動とパートタイム4WDの2種類で、4WDは5速MTのみだが前輪駆動には5速MTとロックアップ機構の3速ATを設定した。グレードの設定は無い代わりに、AMラジオ、フォグランプ、リアワイパー、運転席シートリフター等が標準装備となっている。後に追加された特別仕様車「ごきげんパック」はエアコン、世界初の電動式パワーステアリング、オーディオとCピラーにDIATONE(三菱電機)製スピーカーが装備されていた。またこのモデルは、女性バイクチームの「チームアンジェラ」がサファリラリーにエントリーし、見事クラス優勝を成し遂げている。

出典:wikipedia

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