ポリトイ（"Polytoys" ）は、1972年にF1に参戦していたレーシングチーム。1969年からブラバムやデ・トマソ、マーチのシャーシを購入してF1に参戦していたフランク・ウイリアムズが自社シャーシ製造でのコンストラクターズ参戦のために模型会社のポリトイと資金提携したのが始まり。当初は1972年開幕からの投入を計画していた、レン・ベイリーデザインのポリトイ FX-3（フォードDFV＋グッドイヤー）だったが、資金難のため開発が遅れに遅れ、シーズン中盤のイギリスGPで投入された。しかし、このときのドライバーアンリ・ペスカロロが途中クラッシュさせてしまったため、その後は序盤に使用したマーチ 721を再び使用することとなった。イタリアGPに再び持ち込まれたが、サスペンション系に欠陥が発見されたため、コンストラクター・ポリトイとしての参戦は1戦のみで終了した。1973年にはウイリアムズはマールボロおよびイソと提携することを発表。ポリトイはF1から撤退した。このときFX-3は改修されてFX-3Bとなり、1973年序盤、「Iso Marlboro-Williams IR-01」が完成するまでのつなぎとして使用された。

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